分析レポート

Analysis Report

第14回
東京シンデレラマイル(SIII)
2020年12月30日(水) 16:30発走

第14回優勝馬:ダノンレジーナ号

レース情報

東京シンデレラマイルは、脚質などが明暗を分けそう!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和2年12月16日時点

4番人気以内の馬はまずまず堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[6-7-7-20](3着内率50.0%)、5番人気以下の馬は[4-3-3-108](3着内率8.5%)となっている。下位人気の馬もそれなりに健闘しているが、まずは上位人気グループの馬に注目したい。

負担重量の重い実績馬が優勢

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、56.0kg未満の馬は[3-5-3-97](3着内率10.2%)、56.0kg以上の馬は[7-5-7-31](3着内率38.0%)となっている。在籍しているクラスや過去の成績に応じた負担重量を課される別定競走だが、重い負担重量を課された実績馬の方が信頼できるようだ。

どちらかと言えば内枠有利

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、1~4枠の馬は[4-8-8-58](3着内率25.6%)、5~8枠の馬は[6-2-2-70](3着内率12.5%)となっている。優勝馬の過半数は5~8枠だが、3着内率を重視するならば、内寄りの枠に入った馬を高く評価すべきだろう。

近年は前走も1マイル以上のレースだった馬が中心

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,600m未満の馬は[1-3-2-36](3着内率14.3%)、1,600m以上の馬は[9-7-8-92](3着内率20.7%)となっている。ただし、第9回(平成27年)以降の過去5年に限ると、1,600m未満の馬は[1-0-0-18](3着内率5.3%)、1,600m以上の馬は[4-5-5-47](3着内率23.0%)である。近年の傾向を重視するならば、前走が1マイル未満のレースだった馬は評価を下げるべきかもしれない。

前走の最終コーナーを8番手以下で通過した馬は不振

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、7番手以内の馬は[9-9-9-80](3着内率25.2%)、8番手以下の馬は[1-1-1-48](3着内率5.9%)となっている。前走の道中で後方に構えていた馬は過信禁物だ。

“同年のレディスプレリュード”で11着以内だった馬は要注目

【“同年のレディスプレリュード”における着順別成績】(過去10年)

“同年のレディスプレリュード(平成22年までは「TCKディスタフ」の名称で実施)”における着順別成績を見ると、11着以内の馬は[4-5-2-12](3着内率47.8%)、12着以下の馬は[0-0-0-8](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[6-5-8-108](3着内率15.0%)となっている。同じ大井で施行される牝馬限定のダートグレード競走だけに、“同年のレディスプレリュード”を使っていた馬はチェックしておくべきだろう。