分析レポート

Analysis Report

第34回
東京プリンセス賞(SI)
2020年04月28日(火) 20:10発走

第34回優勝馬:アクアリーブル号

レース情報

東京プリンセス賞は、前哨戦の内容をチェックしたい!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和2年4月14日時点

1番人気馬はそれなりに信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[2-4-2-2](3着内率80.0%)と優秀な成績を収めている。なお、2~7番人気の馬は[8-5-6-41](3着内率31.7%)だが、8番人気以下の馬は[0-1-2-74](3着内率3.9%)とあまり上位争いに食い込めていない。

「船橋」所属馬の成績に変化が

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[2-0-0-7](3着内率22.2%)、「船橋」の馬は[6-3-2-32](3着内率25.6%)、「大井」の馬は[2-5-5-48](3着内率20.0%)、「川崎」の馬は[0-2-3-30](3着内率14.3%)となっている。ただし、第29回(平成27年)以降の過去5年に限ると、「浦和」の馬は[2-0-0-6](3着内率25.0%)、「船橋」の馬は[1-2-0-17](3着内率15.0%)、「大井」の馬は[2-2-2-18](3着内率25.0%)、「川崎」の馬は[0-1-3-14](3着内率22.2%)である。「船橋」所属馬の成績が変わっている(3着内率が落ちてきている)点に注意すべきだろう。

前走で人気の中心だった馬は堅実

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[6-8-5-19](3着内率50.0%)、3~7番人気の馬は[3-2-5-73](3着内率12.0%)、8番人気以下の馬は[1-0-0-25](3着内率3.8%)となっている。前走の内容を比較する際は、当時の人気に注目した方が良さそうだ。

馬格のある馬ほど3着内率が高い

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、450kg未満の馬は[2-3-2-58](3着内率10.8%)、450kg以上470kg未満の馬は[7-1-1-33](3着内率21.4%)、470kg以上の馬は[1-5-7-26](3着内率33.3%)となっている。基本的には馬格のある馬ほど信頼できるレースと言って良いだろう。

“東京2歳優駿牝馬”で善戦した馬は安定感あり

【“東京2歳優駿牝馬”における着順別成績】(過去10年)

“東京2歳優駿牝馬”における着順別成績を見ると、4着以内の馬は[5-4-4-16](3着内率44.8%)、5着以下の馬は[1-1-0-23](3着内率8.0%)、「不出走」の馬は[4-5-6-78](3着内率16.1%)となっている。なお、第29回(平成27年)以降の過去5年に限ると、4着以内の馬は[4-3-3-7](3着内率58.8%)、5着以下の馬は[0-0-0-10](3着内率0.0%)、「不出走」の馬は[1-2-2-38](3着内率11.6%)である。今年も“東京2歳優駿牝馬”で善戦した馬が出走してきたらぜひ注目してみたい。

“桜花賞”に出走しなかった馬は不振

【“桜花賞”における着順別成績】(過去10年)
※「開催なし」は“桜花賞”が中止となった第25回(平成23年)の全出走馬

“桜花賞”における着順別成績を見ると、1~10着の馬は[7-8-6-40](3着内率34.4%)、「不出走」の馬は[2-1-3-67](3着内率8.2%)となっている。なお、第29回(平成27年)以降の過去5年に限ると、1~10着の馬は[5-5-4-21](3着内率40.0%)、「不出走」の馬は[0-0-1-34](3着内率2.9%)である。南関東3歳牝馬クラシック競走の第一関門である“桜花賞”をパスした馬は過信禁物だ。