分析レポート
Analysis Report
第3回
ブリリアントカップ(SIII)
2020年04月7日(火) 20:10発走

ブリリアントカップは、前走の着順や脚質などが重要!
- 平成29年までは準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 平成24年までは大井ダ1,800mで実施
- 平成25年から平成29年、ならびに第1回(平成30年)までは大井ダ2,000mで実施
- 記録は令和2年3月24日時点
4番人気以内の馬は堅実

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[9-5-7-19](3着内率52.5%)、5~8番人気の馬は[1-5-2-32](3着内率20.0%)、9番人気以下の馬は[0-0-1-66](3着内率1.5%)となっている。上位人気馬が強いうえ、極端に前評判が低い馬の好走例は多くないレースだ。
3着以内馬の大半は「大井」所属馬

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-2-0-22](3着内率12.0%)、「船橋」の馬は[2-1-3-27](3着内率18.2%)、「大井」の馬は[6-7-7-59](3着内率25.3%)、「川崎」の馬は[1-0-0-9](3着内率10.0%)となっている。3着以内馬の数が多く、3着内率も比較的高い「大井」所属馬が中心と言えるだろう。
極端な高齢馬は割り引きが必要

馬齢別成績を見ると、7歳以下の馬は[8-10-8-75](3着内率25.7%)、8歳以上の馬は[2-0-2-42](3着内率8.7%)となっている。極端な高齢馬は評価を下げるべきかもしれない。
近年は特に負担重量の重い馬が優勢

負担重量別成績を見ると、58.0kg未満の馬は[7-8-5-97](3着内率17.1%)、58.0kg以上の馬は[3-2-5-20](3着内率33.3%)となっている。なお、平成27年以降の過去5年に限ると、58.0kg未満の馬は[2-3-2-46](3着内率13.2%)、58.0kg以上の馬は[3-2-3-9](3着内率47.1%)である。在籍しているクラスや過去の成績に応じた負担重量を課される別定競走だが、極端に負担重量の重い馬は高く評価すべきだろう。
前走好走馬が強い

前走の着順別成績を見ると、6着以内の馬は[10-10-8-55](3着内率33.7%)、7着以下の馬は[0-0-2-62](3着内率3.1%)となっている。大敗直後の馬は過信禁物と見ておいた方が良さそうだ。
前走の最終コーナー通過順に注目

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、8番手以内の馬は[9-9-9-73](3着内率27.0%)、9番手以下の馬は[1-1-1-44](3着内率6.4%)となっている。前走で後方からレースを進めていた馬は、上位争いに食い込む可能性が低いと見るべきかもしれない。