分析レポート

Analysis Report

第2回
雲取賞(SIII)
2020年02月6日(木) 16:10発走

第2回優勝馬:ゴールドホイヤー号

レース情報

雲取賞は、枠順や前走の内容に注目!

  • 準重賞として施行された平成22~30年を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 準重賞として施行された平成22~30年は大井ダ1,600mで実施
  • 第1回(平成31年)は大井ダ1,800mで実施
  • 記録は令和2年1月21日時点

5番人気以下の馬も侮れない

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[7-8-5-20](3着内率50.0%)、5~9番人気の馬は[3-2-3-42](3着内率16.0%)、10番人気以下の馬は[0-0-2-32](3着内率5.9%)となっている。基本的には上位人気馬が強く、単勝10番人気以下の馬は連対例がないものの、単勝5~9番人気の馬が上位に食い込んだ例はそれほど珍しくない。

「船橋」所属馬の活躍が目立つ

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-1-0-8](3着内率20.0%)、「船橋」の馬は[6-5-5-25](3着内率39.0%)、「大井」の馬は[2-2-4-44](3着内率15.4%)、「川崎」の馬は[1-2-1-17](3着内率19.0%)となっている。3着内数、3着内率ともに頭ひとつ抜けている「船橋」所属馬を重視すべきだろう。

近年は特に外枠有利

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、1~4枠の馬は[5-1-2-44](3着内率15.4%)、5~8枠の馬は[5-9-8-50](3着内率30.6%)となっている。なお、平成26年以降の過去6年に限ると、1~4枠の馬は[3-0-0-29](3着内率9.4%)、5~8枠の馬は[3-6-6-27](3着内率35.7%)である。外枠有利なレースと見て良さそうだ。

大敗直後の馬は過信禁物

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、6着以内の馬は[9-8-8-71](3着内率26.0%)、7着以下の馬は[1-2-2-23](3着内率17.9%)となっている。なお、平成26年以降の過去6年に限ると、6着以内の馬は[6-5-5-43](3着内率27.1%)、7着以下の馬は[0-1-1-13](3着内率13.3%)である。大敗直後の馬は評価を下げるべきかもしれない。

前走の人気も重要なポイント

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[6-6-7-55](3着内率25.7%)、5~8番人気の馬は[4-4-3-26](3着内率29.7%)、9番人気以下の馬は[0-0-0-13](3着内率0.0%)となっている。ただし、平成26年以降の過去6年に限ると、4番人気以内の馬は[4-5-5-31](3着内率31.1%)、5~8番人気の馬は[2-1-1-19](3着内率17.4%)、9番人気以下の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)である。近年の傾向からは、前走で上位人気に推されていた馬ほど信頼できるレースと見るべきだろう。

ここ3年は前走で先行していた馬が不振

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー別成績を見ると、3番手以内の馬は[4-2-5-46](3着内率19.3%)、4番手以下の馬は[6-8-5-48](3着内率28.4%)となっている。ただし、平成29年以降の過去3年に限ると、3番手以内の馬は[1-0-0-18](3着内率5.3%)、4番手以下の馬は[2-3-3-16](3着内率33.3%)である。ごく近年の傾向を見る限りだと、前走で先行していた馬は過信禁物と言えそうだ。