分析レポート

Analysis Report

第52回
ハイセイコー記念(SII)
2019年11月13日(水) 20:10発走

第52回優勝馬:ゴールドビルダー号

レース情報

ハイセイコー記念は、前走好走馬が中心!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和元年10月16日時点

上位人気馬はそれなりに堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[6-8-4-12](3着内率60.0%)、4~5番人気の馬は[3-1-2-14](3着内率30.0%)、6番人気以下の馬は[1-1-4-84](3着内率6.7%)となっている。基本的には上位人気馬が強いレースと言えるだろう。

「船橋」所属馬の健闘が目立つ

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-0-1-11](3着内率8.3%)、「船橋」の馬は[4-3-2-11](3着内率45.0%)、「大井」の馬は[6-6-6-78](3着内率18.8%)、「川崎」の馬は[0-1-1-10](3着内率16.7%)となっている。3着以内となった馬の数は「大井」勢がトップだったものの、3着内率が高い「船橋」勢にも注目しておきたいところだ。

相性の良いジョッキーを重視したい

【騎手別成績】(過去10年)

騎手別成績を見ると、3着以内となった回数が3回以上なのは石崎駿騎手、今野忠成騎手、笹川翼騎手、的場文男騎手、矢野貴之騎手の5名となっている。なお、今野忠成騎手は第45回(平成24年)以降の過去7年に限ると[0-2-2-1](3着内率80.0%)、笹川翼騎手は第48回(平成27年)以降の過去4年に限っても[1-2-0-1](3着内率75.0%)、矢野貴之騎手は第49回(平成28年)以降の過去3年に限ると[1-2-0-0](3着内率100.0%)である。近年のハイセイコー記念において好成績をマークしているこれらのジョッキーが参戦してきたら、高く評価すべきかもしれない。

大敗直後の馬は不振

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、3着以内の馬は[9-9-8-72](3着内率26.5%)、4着以下の馬は[1-1-2-38](3着内率9.5%)となっている。大敗直後の馬は評価を下げるべきだろう。

前走で「1番人気」だった馬は信頼できる

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[5-3-3-23](3着内率32.4%)、2~8番人気の馬は[4-7-7-73](3着内率19.8%)、9番人気以下の馬は[1-0-0-14](3着内率6.7%)となっている。前走で人気の中心となっていた馬は、上位に食い込む可能性が比較的高いようだ。

大型馬は過信禁物

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、500kg未満の馬は[8-10-7-90](3着内率21.7%)、500kg以上の馬は[2-0-3-20](3着内率20.0%)となっている。ただし、第44回(平成23年)以降の過去8年に限ると、500kg未満の馬は[7-8-7-72](3着内率23.4%)、500kg以上の馬は[1-0-1-17](3着内率10.5%)である。近年の傾向を重視するならば、大型馬は苦戦する可能性が高いと見ておきたい。