分析レポート

Analysis Report

第52回
黒潮盃(SII)
2018年08月15日(水) 20:10発走

第52回優勝馬:クロスケ号

レース情報

黒潮盃は、1番人気に推された馬が強い!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は平成30年8月1日時点

1番人気馬はここ9年で7勝、4着以下なし

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬が[7-1-1-1](3着内率90.0%)と優秀な成績を収めている。なお、4着以下に敗れたのは第42回4着のタケノショウリュウだけである。もっとも前評判の高い馬はそれなりに信頼できるようだ。

「船橋」所属馬が好成績

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-1-4](3着内率33.3%)、「船橋」の馬は[5-6-4-22](3着内率40.5%)、「大井」の馬は[4-1-3-56](3着内率12.5%)、「川崎」の馬は[0-1-0-15](3着内率6.3%)、「他地区」の馬は[1-1-2-31](3着内率11.4%)となっている。3着内数、3着内率ともにトップの「船橋」勢を高く評価するべきだろう。

近年は外寄りの枠に入った馬が不振

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、1~5枠の馬は[7-9-5-77](3着内率21.4%)、6~8枠の馬は[3-1-5-51](3着内率15.0%)となっており、3着内率に大きな差はない。ただし、第47回以降の過去5年に限ると、1~5枠の馬は[5-5-3-35](3着内率27.1%)、6~8枠の馬は[0-0-2-28](3着内率6.7%)となっている。近年の傾向を重視するならば、外寄りの枠に入った馬は評価を下げた方が良さそうだ。

前走で多頭数のレースを使っていた馬が中心

【前走の出走頭数別成績】(過去10年)

前走の出走頭数別成績を見ると、13頭以下だった馬は[1-5-4-69](3着内率12.7%)、14頭以上だった馬は[9-5-6-59](3着内率25.3%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走が多頭数のレースだった馬を高く評価すべきだろう。

前走で中団や後方に構えていた馬の好走率が上昇中

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、7番手以内だった馬は[8-5-5-83](3着内率17.8%)、8番手以下だった馬は[2-5-5-45](3着内率21.1%)なっている。なお、第47回以降の過去5年に限ると、7番手以内だった馬は[3-1-1-38](3着内率11.6%)、8番手以下だった馬は[2-4-4-25](3着内率28.6%)である。近年は前走の最終コーナーを7番手以内で通過した馬の好走率が下がっているので注意したい。

大井の両“ダービー”で善戦した馬は信頼できる

【“東京ダービー”および“ジャパンダートダービー”における最高着順別成績】(過去10年)

過去10年の3着以内馬30頭中12頭は、“東京ダービー”か“ジャパンダートダービー”のいずれかで7着以内となった経験があった馬だ。該当馬は3着内率も52.2%に達しているので、今年もまずは“東京ダービー”や“ジャパンダートダービー”における着順をチェックしてみよう。