分析レポート

Analysis Report

第20回
ジャパンダートダービー(JpnI)
2018年07月11日(水) 20:05発走

第20回優勝馬:ルヴァンスレーヴ号

レース情報

ジャパンダートダービーは、JRAでの実績などに注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は平成30年6月22日時点

8番人気以下の馬は3着以内なし

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[4-2-1-3](3着内率70.0%)とまずまず優秀な成績を収めている。なお、2~4番人気の馬は[4-8-3-15](3着内率50.0%)、5~7番人気の馬は[2-0-6-22](3着内率26.7%)だったが、8番人気以下の馬は[0-0-0-64](3着内率0.0%)と上位争いに食い込めていない。

「JRA」勢が中心

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「JRA」だった馬は[8-9-7-35](3着内率40.7%)、「地方」だった馬は[2-1-3-69](3着内率8.0%)となっている。昨年の第19回(平成29年)は「地方」所属のヒガシウィルウィンが優勝を果たしたものの、基本的には「JRA」所属馬を重視すべきレースと言えそうだ。

内寄りの枠に入った馬は過信禁物

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、「1枠」「2枠」の馬はすべて4着以下に敗れている。たとえ前評判が高い馬であっても、極端に内寄りの枠を引いた馬は評価を下げるべきだろう。

近年は特に前走「1着」馬が優勢

【前走の着順別成績】(過去10年)

過去10年の3着以内馬30頭中17頭は、前走の着順が「1着」である。なお、第15回(平成25年)以降の過去5年に限ると、前走の着順が「1着」だった馬は[5-4-4-18](3着内率41.9%)、2~3着だった馬は[0-1-1-11](3着内率15.4%)、4着以下だった馬は[0-0-0-24](3着内率0.0%)となっていたので、今年もまずは前走「1着」馬に注目してみたい。

前走の距離に注目

【前走の距離別成績】(過去10年)

過去10年の3着以内馬30頭中18頭は、前走の距離が1,600~1,870mである。なお、第15回(平成25年)以降の過去5年に限ると、前走の距離が1,600~1,870mだった馬は[4-4-4-23](3着内率34.3%)、その他の距離だった馬は[1-1-1-30](3着内率9.1%)だ。ちなみに、前走の距離が1,600~1,870mでなかったにもかかわらず3着以内となった第15回(平成25年)以降の3頭は、それぞれ前走のレースが“東京ダービー”、かつ前走の着順が1着だった点も共通している。

前走の出走頭数がポイント

【前走の出走頭数別成績】(過去10年)

前走の出走頭数別成績を見ると、14頭以下の馬が[3-2-2-63](3着内率10.0%)だったのに対し、15頭以上の馬は[7-8-8-41](3着内率35.9%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走の出走頭数にも注目してみよう。

“東京ダービー”で6着以下だった馬は割り引きが必要

【“東京ダービー”における着順別成績】(過去10年)

“東京ダービー”における着順が「5着以内」だった馬は3着内率30.0%と健闘している。一方「6着以下」だった馬は3着以内となった例がないので注意したい。

JRAの上級条件で好走経験がある馬は堅実

【“JRA、かつ1000万下から上のクラスのレース”における最高着順別成績】(過去10年)

“JRA、かつ1000万下から上のクラスのレース”における最高着順が「3着以内」だった馬は3着内率44.2%と非常に優秀な成績をマークしている。地方のレースだけでなく、JRAのレースにおける実績もしっかりとチェックしておきたいところだ。