分析レポート

Analysis Report

第63回
羽田盃(SI)
2018年05月9日(水) 20:10発走

第63回優勝馬:ヤマノファイト号

レース情報

羽田盃は、前哨戦の結果を素直に評価すべき一戦!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第57回(平成24年)は2頭が3着同着
  • 記録は平成30年4月18日時点

3番人気以内の馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[5-3-0-2](3着内率80.0%)、「2番人気」の馬は[3-2-2-3](3着内率70.0%)、「3番人気」の馬は[0-4-2-4](3着内率60.0%)と、それぞれ優秀な成績をマークしている。一方、単勝4番人気以下の馬は[2-1-7-98](3着内率9.3%)とやや好走率が低い。基本的には上位人気馬が強いレースと言えるだろう。

好走率が高いのは「船橋」勢や「川崎」勢

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-0-1-12](3着内率14.3%)、「船橋」の馬は[4-5-2-23](3着内率32.4%)、「大井」の馬は[5-4-3-59](3着内率16.9%)、「川崎」の馬は[0-1-5-13](3着内率31.6%)となっている。勝ち馬や3着以内馬の数は「大井」が最多だったものの、3着内率は「船橋」や「川崎」の方が優秀だ。

前走好走馬は信頼できる

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、2着以内だった馬は[7-6-5-26](3着内率40.9%)、3~5着だった馬は[1-4-4-37](3着内率19.6%)、6着以下だった馬は[2-0-2-44](3着内率8.3%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走の着順が良かった馬を高く評価したい。

前走の時点で人気薄だった馬は不振

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別が8番人気以下だったにもかかわらず3着以内となったのは、第56回3着のヴェガスのみである。前走の時点で人気薄だった馬は過信禁物と見るべきだろう。

“全日本2歳優駿”で善戦した馬に注目

【“全日本2歳優駿”における着順別成績】(過去10年)

“全日本2歳優駿”における着順が「5着以内」だった馬は3着内率58.8%と優秀な成績を収めている。前年のレースではあるものの、やはりダートグレード競走のJpnIで善戦したことのある馬は信頼できるようだ。

“京浜盃”の上位馬も好成績

【“京浜盃”における着順別成績】(過去10年)

“京浜盃”における着順が「2着以内」だった馬は3着内率61.1%と優秀な成績を収めている。一方「6着以下」だった馬の3着内率は11.8%で、「不出走」だった馬の3着内率(16.7%)よりも低い。主要な前哨戦である“京浜盃”を使った馬に関しては、当時の着順を素直に評価すべきだろう。