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9月14日(土)『相馬野馬追(そうまのまおい)』甲冑競馬を実演

 福島県の相馬地方に古くから伝わり、国の重要無形民俗文化財にも指定されている『相馬野馬(そうまのまおい)』甲冑競馬を、本年も9月14日(土)【第11回開催3日目】に実演します。

 相馬野馬追は、相馬氏の始祖である平将門が原野に放してあった野馬を捕らえる軍事訓練と、捕らえた馬を神前に奉納したことに由来すると言われています。福島県原町市を中心に相馬・双葉郡など旧相馬藩領にて開催される伝統行事です。一千有余年の歴史を誇り、旧相馬藩あげて行われてきました。馬陵城跡での総大将の出陣式を皮切りに、約六百余騎の騎馬武者が戦国時代絵巻さながら勇壮華麗に繰り広げられる「馬の祭典」です。

 特にTCKで実演する甲冑競馬は、陣太鼓が鳴り響くと、兜を脱ぎ、白鉢巻きを締めた若武者たちが大坪流の手綱さばきのもと、先祖伝来の旗指し物をなびかせ、人馬一体となり疾走します。
また本年3月には、TCKと姉妹提携を結んでいる米国サンタアニタ競馬場においてこの甲冑競馬を実演。米国の競馬ファンからも好評を博しました。
実施日2002年9月14日(土)
実演時刻17時55分頃(第5競走終了後)
場所大井競馬場 本馬場