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新年のご挨拶

皆様、新年あけましておめでとうございます。
年頭にあたり、皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。

昨年のTCKでは、新型コロナウイルス感染症が5類へと移行し、社会経済活動が正常化されるなか、サンタアニタウィークやグルメフェスといった恒例の競馬場イベントを再開するなど、オンラインでもリアルでもお楽しみいただける取り組みを展開してまいりました。4年ぶりに入場制限がない開催となったJBCや東京大賞典では、多くの方に現地でご観戦いただくことができ、競馬場が活気や賑わいであふれ大変ありがたく存じます。

また、TCK所属の人馬の活躍がめざましい1年でもありました。4月から5月にかけては、マンダリンヒーロー号が地方所属馬として初めてアメリカ遠征を行い、サンタアニタダービー(G1)で僅差の2着に入ると、ケンタッキーダービー(G1)にも出走するなど新たな歴史を創りました。7月には、御神本訓史騎手騎乗のミックファイア号がジャパンダートダービーを制し、南関東3歳クラシック三冠を達成しました。無敗での三冠達成は22年ぶりの快挙となり、大井競馬場に響いた“ミカモトコール”は競馬史に残る一場面となりました。10月には、“大井の帝王”的場文男騎手が1973年の初騎乗から50年の節目を迎え、地方競馬史上初めて50年騎乗したジョッキーとなりました。

本年のTCKでは、いよいよダート三冠競走がスタートします。羽田盃(JpnⅠ)、東京ダービー(JpnⅠ)、ジャパンダートクラシック(JpnⅠ)の3競走を芝のクラシックに比肩する最高峰のダート競馬としてお届けするべく、職員及び関係者が一丸となって取り組んでまいります。

お客様におかれましては、本年も変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

令和6年1月1日
大井競馬開催執務委員長 桑野 俊郎