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大井競馬所属騎手の通信機器持ち込みにかかる調査結果および騎乗自粛について

東京シティ競馬(TCK)では、大井競馬所属の矢野貴之騎手が第4回川崎競馬第3日目(7/6)において、騎手調整ルームに関する開催執務委員長指示事項違反(禁止されている通信機器の騎手控室への持ち込み)により騎乗停止10日間の処分となったことを受けて、矢野騎手の指導監督者として、同騎手が所有する通信機器の通信履歴等の調査を実施しました。

調査結果では、矢野騎手の通信内容は騎乗依頼仲介者(エージェント)との騎乗調整に対する返信のみであり、競馬の公正を損なう通信は認められませんでした。

一方で、矢野騎手から今回の重大な規律違反を重く受け止め、騎乗を自粛する旨申し出がありましたので、本日より8月13日までの間、騎乗自粛することをお知らせいたします。

お客様ならびに関係者の皆様にはご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

【桑野俊郎大井競馬開催執務委員長コメント】

このたびは大井競馬所属の矢野貴之騎手について、ファンの皆様、川崎競馬関係者ならびに多くの競馬関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、心からお詫び申し上げます。

本件により、矢野騎手は騎乗停止10日間の処分となっておりますが、競馬における公正確保の観点から、同騎手の指導監督者である大井競馬として独自に調査を実施したところです。

今後、二度とこうしたことが起こらないように、所属騎手に対する指導徹底など再発防止に取り組むことで、ファンや関係者の皆様からの信頼回復に努めてまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。