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史上初!韓国と国際交流競走を実施

東京シティ競馬(TCK)は、競走の国際化及びTCKのレベルアップを目指し、史上初となる韓国との国際交流競走を実施しますのでお知らせします。
韓国でも競馬はたいへん盛んで、韓国馬事会(KRA)が唯一の主催者として実施していますが、KRA主催の競馬では初めての国際競走となります。また、地方競馬として外国馬の出走は、2011年7月、TCKのサンタアニタトロフィー以来2回目となります。(2011年より東京大賞典(GⅠ)が国際交流競走となっている。)
この9月に、韓国のソウル競馬場で韓日国際交流競走を実施し、11月には、大井競馬場で日韓国際交流競走を実施します。
競走概要は下記のとおりとなっています。


大井競馬場

ソウル競馬場全景

<競走概要>
1.韓国における交流競走 (KRAによる発表)
1. 開催日 平成25年9月1日(日)
2. 場所  ソウル競馬場
3. 名称 第21回SBS杯 韓日競走馬交流競走(3歳上・別定)
  (SBS Korea-Japan Goodwill Cup)
4. 距離 1,400m(左回り)
5. 出走頭数 フルゲート14頭
日本馬3頭(大井所属馬)、韓国馬11頭(ソウル競馬場所属馬)
6. 負担重量 3歳 55㎏  4歳以上 57kg
牝馬 2kg減 南半球産 2kg減
7. 賞金 1着 137,500,000ウォン(日本円で約1,200万円)


韓国競馬の様子

2.日本における交流競走(予定)
1. 開催日 平成25年11月26日(火)
2. 場所  大井競馬場(東京都品川区)
3. 競走名称 未定
4. 距離 1,200m(右回り)
5. 出走頭数 フルゲート14頭
日本馬11頭、韓国馬3頭(KRA所属馬)
6. 負担重量 3歳 56㎏ 4歳以上 57kg
牝馬 2kg減 南半球産3歳馬 1kg減
7. 賞金 1着 1,000万円
(’13 ロイヤルカップを変更して実施)

参考).韓国馬事会(KRA)ソウル競馬場について
施設規模
(1) 総面積 1,149,937㎡
(2) スタンド収容人数 約77,000名
(3) コースは左回り(外回り1,800m、内回り1,600m)、
直線450m、幅員25m(直線の幅員は30m)
(4) 馬場はダート(朝鮮半島西側の海砂を使用)、
砂厚は7 cm、外周の高低差は4m
(2コーナのポケットにある1,400m発走地点から4コーナ過ぎまで4m下り、ゴールまでの残り400mは2mの上りとなります。)
平成25年9月1日の交流競走はソウル競馬場の1,400mで施行されます。

競馬における日本と韓国の交流の歴史

韓国馬事会(KRA)主催の競走で初めて日本人騎手が騎乗したのは、1966年に実施された韓日親善競馬だとされている。この韓日親善競馬を実施するにあたっては、大井競馬所属の中野要調教師(JRA中野栄治調教師の父)が関わっていたといわれており、本競走では、大井競馬所属の武智一夫騎手、竹山隆騎手、星富男騎手らが騎乗したとされている。
また、韓国が2007年に期間限定免許による外国人騎手の受け入れを決定すると、日本人騎手が韓国で騎乗することも増えている。同年に高知の倉兼育康騎手と、オーストラリアの富沢希騎手が期間限定免許を取得したのを皮切りに、内田利雄騎手や楢崎功祐騎手など、多数の日本人騎手が韓国で騎乗し活躍している。