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米・サンタアニタ競馬場で TOKYO CITY CUP(GIII)が開催

現地時間3月24日(土)、米・サンタアニタ競馬場でTokyo City Cup(4歳上、米G3・ダート12f)が開催されました。

レースはカリフォルニアらしい好天に恵まれ、観客の歓声の中、D.フロアーズ騎手騎乗の3番人気ダイナミックホスト Dynamic Host(セン6、米・A.シャーマン厩舎)が最終コーナーから抜け出し、トップに立つと追いすがるダハーマーDhaamerをクビ差で振り切り優勝。3着には4.1/2馬身差でスキップショットSkipshotが入りました。

Tokyo City Cupは東京の大井競馬場と米国サンタアニタ競馬場が1995年に友好提携を結んだことから記念レースとして始まり、その歴史も今年で17年目を迎えます。同日、開催された記念イベントの日米交流文化イベントJapan Family Dayには日本から元横綱・花田虎上(若乃花関)が特別ゲストとして来場。会場では多くの来場者が春の日本の春祭りを楽しみました。

Japan Family Dayでは空手、相撲、剣道、獅子舞、琉球舞踊、民謡、津軽三味線、茶道、書道、折り紙、華道、和太鼓演奏など様々な催しを実施。また、毎年、福島県南相馬市からJapan Family Dayに参加し、甲冑鎧に身を包んで侍姿を披露していた相馬野馬追一行は昨年は震災の影響で参加を取りやめましたが、今年は再びその雄姿を来場者に披露することができました。

近年では多くの米系メディアにも紹介されるようになったこのイベントJapan Family Dayは今ではロサンゼルスの春の風物詩としてすっかり定着し、市民の楽しみの一つとなっています。



また当日は、日本からのお客様をご招待するTokyo City Cup観戦ツアーを実施し、お客様から以下の感想をいただきました。


雄大な山並みを背景に繰り広げられるレースは気持ちを解放してくれました。特に、山すそからスタートするコースは、馬たちが山から走り下りてくるようで、広大な西部をイメージさせてくれます。また、ジャパン・ファミリーデーで、L.Aならではの多種多様な人々が日本文化を楽しんでいる様子は、日頃、自分が「日本人」である事を意識していない身にも、何か誇らしさを感じさせてくれました。(女性)

サンタアニタの競馬は、最初は戸惑いましたがすぐになじむことができました。日本の馬券の買い方以外に、WIN5より気楽に買うことのできる一種のドリーム馬券もあって楽しかったです。ジャパン・ファミリーデーは日本の祭りの屋台が味わえるのは良かったし、食文化を広めるにも良かったのではと思います。(男性)

ジャパン・ファミリーデーの様子

競走馬、調教師、騎手、そのどれも予備知識がない上、パドックも軽く1〜2周しか回ってくれないので、的中することに全神経を注ぐ日本での競馬スタイルをあきらめ、ビールを片手にお祭り気分で、最後の直線では現地の人達と一緒に「ヒュー!ヒュー!」言っていました。良くわかっていた事ですが、「とにかく競馬は面白い!」ということが再確認できてとても満足しています。馬はもちろん、馬に携わる人々、観客も万国共通でした。(男性)

ジャパン・ファミリーデーのいろいろな催し物や、普通では見ることができない厩舎や勝負服の展示場、その他いろいろ見ることができてよかったです。(男性)


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