分析レポート
Analysis Report
第49回
東京2歳優駿牝馬(SI)
2025年12月31日(水) 16:30発走
東京2歳優駿牝馬は、馬格や脚質が明暗を分けそう!
- 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 記録は令和7年12月17日時点
伏兵が上位に食い込む年も多い
単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[6-5-1-8](3着内率60.0%)、3~12番人気の馬は[4-5-9-82](3着内率18.0%)、13番人気以下の馬は[0-0-0-36](3着内率0.0%)となっている。上位人気勢の好走率はそれなりに優秀だが、人気薄の馬にも注目しておいた方が良さそうだ。
3着内数は「大井」勢が最多も……
所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[2-0-1-11](3着内率21.4%)、「船橋」の馬は[4-1-2-20](3着内率25.9%)、「大井」の馬は[2-4-3-55](3着内率14.1%)、「川崎」の馬は[1-3-2-19](3着内率24.0%)、「他地区」の馬は[1-2-2-21](3着内率19.2%)となっている。「大井」所属馬の3着内数が比較的多かったものの、3着内率は他の南関東所属馬や「他地区」所属馬の方が高い。
近年は特に小柄な馬が不振
前走の馬体重区分別成績を見ると、460kg未満の馬は[6-4-1-72](3着内率13.3%)、460kg以上の馬は[4-6-9-54](3着内率26.0%)となっている。なお、第44回(令和2年)以降の過去5年に限ると、460kg未満の馬は[2-1-0-37](3着内率7.5%)、460kg以上の馬は[3-4-5-25](3着内率32.4%)である。小柄な馬は過信禁物と見るべきだろう。
前走で先行していた馬が中心
前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、3番手以内の馬は[8-8-7-66](3着内率25.8%)、4~9番手の馬は[2-2-3-49](3着内率12.5%)、10番手以下の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)となっている。脚質も重要なポイントと言えそうだ。
“ローレル賞”の勝ち馬は堅実
“ローレル賞”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[3-2-1-4](3着内率60.0%)、2着以下の馬は[2-1-3-33](3着内率15.4%)、不出走の馬は[5-7-6-89](3着内率16.8%)となっている。主要な前哨戦である“ローレル賞”の優勝馬が出走してきたら、しっかりマークしておきたい。
“エーデルワイス賞”の上位馬も信頼できる
“エーデルワイス賞”における着順別成績を見ると、2着以内の馬は[4-3-1-3](3着内率72.7%)、3~5着の馬は[2-0-0-6](3着内率25.0%)、6着以下の馬は[0-0-1-6](3着内率14.3%)、「不出走」の馬は[4-7-8-111](3着内率14.6%)となっている。2歳牝馬限定のダートグレード競走である“エーデルワイス賞”に出走していた馬、特にその“エーデルワイス賞”で健闘した馬は、高く評価するべきだろう。

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