分析レポート
Analysis Report
第2回
ジェムストーン賞(SIII)
2025年12月4日(木) 20:10発走
ジェムストーン賞は、前走の内容を素直に評価したい!
- 令和5年までは準重賞として実施。この期間を含む過去5年の結果から、レースの傾向を分析
- 記録は令和7年11月20日時点
4番人気以内の馬は堅実
単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[0-4-1-0](3着内率100.0%)、2~4番人気の馬は[4-0-3-8](3着内率46.7%)、5~9番人気の馬は[1-1-1-17](3着内率15.0%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)となっている。まずは人気の中心となっている馬に注目したい。
3着内数が多いのは「大井」所属馬
所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-1-7](3着内率22.2%)、「船橋」の馬は[1-1-0-4](3着内率33.3%)、「大井」の馬は[4-3-3-19](3着内率34.5%)、「川崎」の馬は[0-0-1-1](3着内率50.0%)となっている。3着内率が特に高いわけではないものの、基本的には「大井」所属馬が中心と言えるだろう。
矢野貴之騎手らが好成績をマーク
騎手別成績を見ると、3着以内となった回数が2回以上のジョッキーは、笹川翼騎手、御神本訓史騎手、矢野貴之騎手の3名となっている。ここ3年連続で2着となっている矢野貴之騎手など、当レースと相性が良いジョッキーの騎乗馬はひと通りチェックしておきたいところだ。
大敗直後の馬は不振
前走の着順別成績を見ると、3着以内の馬は[5-4-4-15](3着内率46.4%)、4着以下の馬は[0-1-0-16](3着内率5.9%)、「中止」の馬は[0-0-1-0](3着内率100.0%)となっている。前走で大敗を喫してしまった馬は疑ってかかりたい。
前走の距離が明暗を分けそう
前走の距離別成績を見ると、1,000m以下の馬は[0-0-0-3](3着内率0.0%)、1,000m超1,600m未満の馬は[5-3-5-22](3着内率37.1%)、1,600m以上の馬は[0-2-0-6](3着内率25.0%)となっている。なお、今回と同じく12月上旬に施行された令和5年以降の過去2年に限ると、1,000m以下の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)、1,000m超1,600m未満の馬は[2-2-2-9](3着内率40.0%)、1,600m以上の馬は[0-0-0-5](3着内率0.0%)である。1,400m前後のレースをステップに臨む馬は、高く評価するべきだろう。
先行力の高い馬は信頼できる
前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、2番手以内の馬は[2-3-3-8](3着内率50.0%)、3~7番手の馬は[3-2-0-16](3着内率23.8%)、8番手以下の馬は[0-0-1-7](3着内率12.5%)、「中止」の馬は[0-0-1-0](3着内率100.0%)となっている。前走で先行していた馬は、上位に食い込む可能性が比較的高いと見て良さそうだ。

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