分析レポート
Analysis Report
第6回
ゴールドジュニア(SIII)
2025年09月4日(木) 20:10発走

ゴールドジュニアは、前走好走馬が強い!
- 令和元年までは「ゴールドジュニアー」の名称で、準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 第1回(令和2年)は1,400mで実施
- 第2回(令和3年)から第4回(令和5年)までは1,200mで実施
- 記録は令和7年8月21日時点
上位人気馬が中心

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[6-6-1-7](3着内率65.0%)、3~4番人気の馬は[1-2-5-12](3着内率40.0%)、5~7番人気の馬は[2-2-2-24](3着内率20.0%)、8番人気以下の馬は[1-0-2-44](3着内率6.4%)となっている。まずは上位人気グループの馬に注目するべきだろう。
3着内数が多いのは「大井」所属馬

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-3-9](3着内率30.8%)、「船橋」の馬は[2-2-0-12](3着内率25.0%)、「大井」の馬は[8-6-5-54](3着内率26.0%)、「川崎」の馬は[0-1-2-12](3着内率20.0%)となっている。3着内率に大きな差はないものの、基本的には「大井」勢が中心と見ておきたい。
笹川翼騎手や矢野貴之騎手が好成績

騎手別成績を見ると、3着内数が4回以上のジョッキーは、笹川翼騎手、矢野貴之騎手の2名となっている。なお、平成30年以降の過去7年に限ると、笹川翼騎手の成績は[2-2-2-0](3着内率100.0%)、矢野貴之騎手の成績は[2-2-0-2](3着内率66.7%)である。それぞれ、このレースとは相性が良いジョッキーと言えそうだ。
勝ち切った直後の馬は比較的堅実

前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬は[7-7-8-40](3着内率35.5%)、2~3着の馬は[3-2-1-19](3着内率24.0%)、4着以下の馬は[0-1-1-28](3着内率6.7%)となっている。なお、重賞として施行されるようになった令和2年以降の過去5年に限ると、「1着」の馬は[4-4-4-23](3着内率34.3%)、2~3着の馬は[1-1-1-12](3着内率20.0%)、4着以下の馬は[0-0-0-11](3着内率0.0%)である。直近のレースで優勝争いに絡めなかった馬は、疑ってかかるべきだろう。
前走で人気の中心だった馬は信頼できる

前走の単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[10-10-9-58](3着内率33.3%)、4番人気以下の馬は[0-0-1-29](3着内率3.3%)となっている。なお、令和元年以降の過去6年に限ると、2番人気以内の馬は[6-6-6-34](3着内率34.6%)、3番人気以下の馬は[0-0-0-21](3着内率0.0%)である。直近の競走成績を比較する際は、当時の人気もチェックしておいた方が良さそうだ。
脚質も見逃せないポイント

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、4番手以内の馬は[9-8-7-57](3着内率29.6%)、5番手以下の馬は[1-2-3-30](3着内率16.7%)となっている。なお、令和元年以降の過去6年に限ると、4番手以内の馬は[6-6-5-38](3着内率30.9%)、5番手以下の馬は[0-0-1-17](3着内率5.6%)である。前走で積極的な競馬をしていた馬は、高く評価したい。