分析レポート
Analysis Report
第39回
東京プリンセス賞(SI)
2025年04月30日(水) 20:10発走

東京プリンセス賞は、主要な前哨戦で好走した馬が強い!
- 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 記録は令和7年4月16日時点
上位人気馬はそれなりに信頼できる

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[3-2-3-2](3着内率80.0%)、2~3番人気の馬は[4-5-2-9](3着内率55.0%)、4~7番人気の馬は[3-2-5-30](3着内率25.0%)、8番人気以下の馬は[0-1-0-65](3着内率1.5%)となっている。波乱の決着となった年もあるが、まずは人気の中心となっている馬に注目するべきだろう。
「浦和」所属馬の好走率が高い

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[4-0-1-9](3着内率35.7%)、「船橋」の馬は[3-4-2-31](3着内率22.5%)、「大井」の馬は[3-5-3-40](3着内率21.6%)、「川崎」の馬は[0-1-4-26](3着内率16.1%)となっている。3着内率の高い「浦和」所属馬がエントリーしてきたら、高く評価するべきかもしれない。
馬格のある馬が優勢

前走の馬体重区分別成績を見ると、460kg未満の馬は[5-1-4-61](3着内率14.1%)、460kg以上の馬は[5-9-6-45](3着内率30.8%)となっている。小柄な馬は割り引きが必要だ。
脚質がポイント

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、4番手以内の馬は[9-3-8-43](3着内率31.7%)、5~10番手の馬は[1-7-2-50](3着内率16.7%)、11番手以下の馬は[0-0-0-13](3着内率0.0%)となっている。なお、第30回(平成28年)以降の過去9年に限ると、4番手以内の馬は[9-3-7-38](3着内率33.3%)、5~8番手の馬は[0-6-2-35](3着内率18.6%)、9番手以下の馬は[0-0-0-20](3着内率0.0%)である。前走で先行していた馬は、上位に食い込む可能性が比較的高いと見て良いだろう。
“桜花賞”組が中心

“桜花賞”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-1-4-0](3着内率100.0%)、2~9着の馬は[5-4-4-34](3着内率27.7%)、10着以下の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、不出走の馬は[1-5-2-68](3着内率10.5%)となっている。南関東3歳牝馬クラシック三冠競走の第一戦である “桜花賞”をステップに臨む馬は、ひと通りチェックしておきたい。
“東京2歳優駿牝馬”で善戦した馬は堅実

“東京2歳優駿牝馬”における着順別成績を見ると、3着以内の馬は[8-5-4-10](3着内率63.0%)、4~6着の馬は[0-2-1-13](3着内率18.8%)、7着以下の馬は[0-0-0-10](3着内率0.0%)、不出走の馬は[2-3-5-73](3着内率12.0%)となっている。昨年末に施行されたSⅠ競走である“東京2歳優駿牝馬”で善戦した馬も、有力と見て良さそうだ。