分析レポート
Analysis Report
第8回
ブリリアントカップ(SIII)
2025年04月17日(木) 20:10発走

ブリリアントカップは、枠順や前走成績に注目!
- 平成29年までは準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 平成26年から平成29年、ならびに第1回(平成30年)までは2,000mで実施
- 記録は令和7年4月3日時点
3番人気以内の馬は堅実

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[7-6-3-14](3着内率53.3%)、4~9番人気の馬は[3-4-7-46](3着内率23.3%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-55](3着内率0.0%)となっている。上位人気グループの馬がそれなりに信頼できるレースと言えそうだ。
「浦和」勢や「大井」勢が好成績

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-3-0-18](3着内率18.2%)、「船橋」の馬は[1-0-2-23](3着内率11.5%)、「大井」の馬は[6-7-8-63](3着内率25.0%)、「川崎」の馬は[2-0-0-11](3着内率15.4%)となっている。なお、重賞として施行された第1回(平成30年)以降の過去7年に限ると、「浦和」の馬は[1-3-0-9](3着内率30.8%)、「船橋」の馬は[1-0-1-20](3着内率9.1%)、「大井」の馬は[4-4-6-49](3着内率22.2%)、「川崎」の馬は[1-0-0-8](3着内率11.1%)である。3着内率の高い「浦和」所属馬や、3着内数の多い「大井」所属馬が中心と言えるだろう。
「1枠」の馬と外寄りの枠に入った馬が優勢

枠番別成績を見ると、「1枠」の馬は[2-1-3-9](3着内率40.0%)、2~4枠の馬は[2-0-2-47](3着内率7.8%)、5~8枠の馬は[6-9-5-59](3着内率25.3%)となっている。なお、重賞として施行された第1回(平成30年)以降の過去7年に限ると、「1枠」の馬は[2-1-1-8](3着内率33.3%)、2~4枠の馬は[0-0-1-39](3着内率2.5%)、5~8枠の馬は[5-6-5-39](3着内率29.1%)である。どちらかと言えば外枠有利だが、「1枠」の馬も高く評価したい。
負担重量が比較的重い馬の扱いに注意

負担重量別成績を見ると、57.0kg以下の馬は[5-7-6-97](3着内率15.7%)、57.0kg超の馬は[5-3-4-18](3着内率40.0%)となっている。ただし、第4回(令和3年)以降の過去4年に限ると、57.0kg以下の馬は[3-4-4-41](3着内率21.2%)、57.0kg超の馬は[1-0-0-7](3着内率12.5%)である。近年の傾向を重く見るならば、57.0kg超の負担重量を課された馬は過信禁物だ。
大敗直後の馬は不振

前走の着順別成績を見ると、6着以内の馬は[10-9-7-71](3着内率26.8%)、7着以下の馬は[0-1-3-44](3着内率8.3%)となっている。なお、第4回(令和3年)以降の過去4年に限ると、6着以内の馬は[4-4-3-32](3着内率25.6%)、7着以下の馬は[0-0-1-16](3着内率5.9%)である。大敗を喫してしまった直後の馬は、上位に食い込む可能性が低いと見るべきだろう。
前走時点での人気も見逃せないポイント

前走の単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[5-2-2-8](3着内率52.9%)、2~9番人気の馬は[5-8-8-84](3着内率20.0%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-23](3着内率0.0%)となっている。前走成績を比較する際は、当時の人気もチェックしておきたい。