分析レポート

Analysis Report

第67回
羽田盃(SI)
2022年05月12日(木) 20:10発走

第67回優勝馬:ミヤギザオウ号

レース情報

羽田盃は、枠順や臨戦過程がポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第57回(平成24年)は2頭が3着同着
  • 記録は令和4年4月28日時点

上位人気馬はそれなりに信頼できる

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-9-5-18](3着内率55.0%)、5~11番人気の馬は[2-1-6-61](3着内率12.9%)、12番人気以下の馬は[0-0-0-27](3着内率0.0%)となっている。上位人気馬が強いレースと言えるだろう。

「船橋」勢が優秀な成績をマーク

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[2-0-3-15](3着内率25.0%)、「船橋」の馬は[4-7-4-21](3着内率41.7%)、「大井」の馬は[3-3-2-59](3着内率11.9%)、「川崎」の馬は[1-0-2-11](3着内率21.4%)となっている。3着内数が多く、3着内率も優秀な「船橋」所属馬を高く評価した方が良さそうだ。

近年は内外極端な枠に入った馬が不振

【馬番別成績】(過去10年)

馬番別成績を見ると、1~3番の馬は[2-4-2-21](3着内率27.6%)、4~12番の馬は[7-5-7-69](3着内率21.6%)、13~16番の馬は[1-1-2-16](3着内率20.0%)となっている。ただし、第63回(平成30年)以降の過去4年に限ると、1~3番の馬は[0-1-0-11](3着内率8.3%)、4~12番の馬は[4-3-4-24](3着内率31.4%)、13~16番の馬は[0-0-0-9](3着内率0.0%)である。近年の傾向を重視するならば、内外極端な枠に入った馬は過信禁物と見ておきたい。

「京浜盃」を経由してきた馬が中心

【前走のレース別成績】(過去10年)

前走のレース別成績を見ると、「京浜盃」の馬は[6-7-5-41](3着内率30.5%)、「その他」の馬は[4-3-6-65](3着内率16.7%)となっている。上位3頭に羽田盃への優先出走権が付与される「京浜盃」から直行してきた馬は、別路線組よりも上位に食い込む可能性が高いと見て良いだろう。

前走時点での人気も重要

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、5番人気以内の馬は[10-8-7-59](3着内率29.8%)、6番人気以下の馬は[0-2-4-47](3着内率11.3%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走時点での人気もチェックしておいた方が良さそうだ。

“全日本2歳優駿”で善戦した馬は堅実

【“全日本2歳優駿”における着順別成績】(過去10年)

“全日本2歳優駿”における着順別成績を見ると、6着以内の馬は[4-5-3-6](3着内率66.7%)、7着以下の馬は[0-1-2-9](3着内率25.0%)、「不出走」の馬は[6-4-6-91](3着内率15.0%)となっている。前年のレースとはいえダートグレード競走のJpnⅠだけに、今年も“全日本2歳優駿”で上位に食い込んだ馬がエントリーしてきたらしっかりマークしておきたい。