分析レポート
Analysis Report
第5回
ブリリアントカップ(SIII)
2022年04月21日(木) 20:10発走
ブリリアントカップは、前走の内容が重要!
- 平成29年までは準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
- 平成24年までは1,800mで実施
- 平成25年から平成29年、ならびに第1回(平成30年)までは2,000mで実施
- 記録は令和4年4月7日時点
4番人気以内の馬は堅実
単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-5-7-20](3着内率50.0%)、5~9番人気の馬は[2-5-3-40](3着内率20.0%)、10番人気以下の馬は[0-0-0-57](3着内率0.0%)となっている。上位人気グループの馬は素直に信頼して良さそうだ。
3着以内馬延べ30頭中21頭が「大井」所属馬
所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-2-0-22](3着内率12.0%)、「船橋」の馬は[2-0-3-28](3着内率15.2%)、「大井」の馬は[6-8-7-57](3着内率26.9%)、「川崎」の馬は[1-0-0-10](3着内率9.1%)となっている。3着内数が多く、3着内率も比較的高い「大井」所属馬が中心と言えるだろう。
重賞となってからは外寄りの枠に入った馬が優勢
枠番別成績を見ると、1~4枠の馬は[7-2-3-56](3着内率17.6%)、5~8枠の馬は[3-8-7-61](3着内率22.8%)となっている。ただし、重賞として施行されるようになった平成30年以降の過去4年に限ると、1~4枠の馬は[2-0-0-30](3着内率6.3%)、5~8枠の馬は[2-4-4-21](3着内率32.3%)である。近年の傾向を重視するならば、外寄りの枠に入った馬を高く評価したい。
極端な高齢馬は割り引きが必要
馬齢別成績を見ると、7歳以下の馬は[8-9-8-73](3着内率25.5%)、8歳以上の馬は[2-1-2-44](3着内率10.2%)となっている。極端な高齢馬は過信禁物だ。
前走で9着以下に敗れていた馬は不振
前走の着順別成績を見ると、8着以内の馬は[10-10-9-77](3着内率27.4%)、9着以下の馬は[0-0-1-40](3着内率2.4%)となっている。大敗直後の馬は苦戦する可能性が高いと見るべきだろう。
前走の最終コーナー通過順に注目
前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、4番手以内の馬は[7-7-2-34](3着内率32.0%)、5番手以下の馬は[3-3-8-83](3着内率14.4%)となっている。なお、重賞として施行されるようになった平成30年以降の過去4年に限ると、4番手以内の馬は[4-2-2-17](3着内率32.0%)、5番手以下の馬は[0-2-2-34](3着内率10.5%)である。直近のパフォーマンスを比較する際は、前走で先行していた馬を重視したい。