分析レポート

Analysis Report

第65回
金盃(SII)
2021年02月17日(水) 16:10発走

第65回優勝馬:マンガン号

レース情報

金盃は、前走の距離や位置取りをチェックしたい!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第54回(平成22年)から第58回(平成26年)までは大井ダ2,000mで実施
  • 第59回(平成27年)からは大井ダ2,600mで実施
  • 記録は令和3年2月3日時点

4番人気以内の馬が優勢も……

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-3-7-22](3着内率45.0%)、5番人気以下の馬は[2-7-3-100](3着内率10.7%)となっている。上位人気馬の好走率が高いとはいえ、人気薄だった馬の好走例も決して少なくない。

「船橋」所属馬の3着内率が高い

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-0-19](3着内率5.0%)、「船橋」の馬は[5-1-6-26](3着内率31.6%)、「大井」の馬は[5-7-4-72](3着内率18.2%)、「川崎」の馬は[0-1-0-5](3着内率16.7%)となっている。3着以内馬の数は「大井」勢が最多だったものの、3着内率の高い「船橋」勢も高く評価した方が良さそうだ。

重い負担重量を課された馬ほど堅実

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、54.0kg未満の馬は[0-1-0-24](3着内率4.0%)、54.0~56.0kgの馬は[6-5-7-84](3着内率17.6%)、56.0kg超の馬は[4-4-3-14](3着内率44.0%)となっている。在籍しているクラスや過去の成績に応じた負担重量を課される別定競走だが、負担重量が比較的重い馬を重視すべきだろう。

前走が2,000m以上のレースだった馬は信頼できる

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、2,000m未満の馬は[2-3-3-62](3着内率11.4%)、2,000m以上の馬は[8-7-7-60](3着内率26.8%)となっている。なお、大井ダ2,600mで施行されるようになった第59回(平成27年)以降の過去6年に限ると、2,000m未満の馬は[0-3-0-31](3着内率8.8%)、2,000m以上の馬は[6-3-6-44](3着内率25.4%)である。今年もまずは2,000m以上のレースを経由してきた馬に注目してみたい。

前走で上位人気に推されていた馬が中心

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、7番人気以内の馬は[9-8-8-70](3着内率26.3%)、8番人気以下の馬は[1-2-2-52](3着内率8.8%)となっている。直近のレースで人気薄だった馬は、過信禁物と見ておいた方が良さそうだ。

近年は前走で先行していた馬が不振

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬は[1-3-6-48](3着内率17.2%)、6番手以下の馬は[9-7-4-74](3着内率21.3%)となっている。ただし、大井ダ2,600mで施行されるようになった第59回(平成27年)以降の過去6年に限ると、5番手以内の馬は[1-1-2-33](3着内率10.8%)、6番手以下の馬は[5-5-4-42](3着内率25.0%)である。近年の傾向を重視するならば、前走で先行していた馬は評価を下げるべきだろう。