ゴールドジュニアは、臨戦過程や馬格がポイント！

• 令和元年までは「ゴールドジュニアー」の名称で、準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
• 記録は令和2年9月7日時点

4番人気以内の馬が中心

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-6-6-20]（3着内率50.0%）、5番人気以下の馬は[2-4-4-71]（3着内率12.3%）となっている。上位人気馬がそれなりに信頼できるレースと言えるだろう。

近年の「大井」所属馬は好走率も高い

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-1-1-8]（3着内率20.0％）、「船橋」の馬は[3-1-1-13]（3着内率27.8％）、「大井」の馬は[6-8-6-62]（3着内率24.4％）、「川崎」の馬は[1-0-2-8]（3着内率27.3％）となっている。なお、平成27年以降の過去5年に限ると、「浦和」の馬は[0-0-1-4]（3着内率20.0％）、「船橋」の馬は[0-1-0-7]（3着内率12.5％）、「大井」の馬は[5-4-2-25]（3着内率30.6％）、「川崎」の馬は[0-0-2-5]（3着内率28.6％）である。近年は3着以内馬の数だけでなく3着内率の面でも「大井」所属馬が優勢だ。

大敗直後の馬は割り引きが必要

前走の着順別成績を見ると、3着以内の馬は[10-8-7-62]（3着内率28.7%）、4着以下の馬は[0-2-3-29]（3着内率14.7%）となっている。なお、平成27年以降の過去5年に限ると、3着以内の馬は[5-4-4-24]（3着内率35.1%）、4着以下の馬は[0-1-1-17]（3着内率10.5%）である。大敗直後の馬は評価を下げたい。

前走が1,400ｍ以上のレースだった馬に注目

前走の距離別成績を見ると、1,400ｍ未満の馬は[3-3-4-46]（3着内率17.9%）、1,400ｍ以上の馬は[7-7-6-45]（3着内率30.8%）となっている。臨戦過程を比較する際は、前走が今回と同じ距離か今回より長い距離のレースだった馬を重視すべきだろう。

前走で上位人気だった馬は信頼できる

前走の単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[4-9-5-28]（3着内率39.1%）、2～3番人気の馬は[5-1-4-30]（3着内率25.0%）、4番人気以下の馬は[1-0-1-33]（3着内率5.7%）となっている。前走成績を比較する際は、当時の人気にも注目しておいた方が良さそうだ。

馬格のない馬は不振

前走の馬体重区分別成績を見ると、450kg未満の馬は[1-1-0-22]（3着内率8.3%）、450kg以上の馬は[9-9-10-69]（3着内率28.9%）となっている。なお、前走の馬体重が450kg未満だったにもかかわらず3着以内となったのは、平成26年2着のテイクユアチョイスが最後である。極端に馬体重が軽い馬は、上位に食い込む可能性が低いと見るべきかもしれない。