マイルグランプリは、枠順や前走のレースぶりに注目！

• 過去10回の結果から、レースの傾向を分析
• 第16回（平成22年）は3月17日に実施
• 第17回（平成23年3月30日実施予定）は東日本大震災の影響により中止
• 第18回（平成23年11月2日実施）から第26回（令和元年）までは10月中旬～11月中旬に実施
• 記録は令和2年7月15日時点

上位人気グループの馬は信頼できる

単勝人気順別成績を見ると、5番人気以内の馬は[9-6-7-28]（3着内率44.0%）、6番人気以下の馬は[1-4-3-100]（3着内率7.4%）となっている。基本的に上位人気馬が強いレースと言えるだろう。

「大井」勢や「川崎」勢が優勢

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-1-0-14]（3着内率12.5%）、「船橋」の馬は[1-2-1-31]（3着内率11.4%）、「大井」の馬は[6-6-8-74]（3着内率21.3%）、「川崎」の馬は[2-1-1-9]（3着内率30.8%）となっている。3着内数の多い「大井」勢や、3着内率の高い「川崎」勢に注目したい。

内寄りの枠に入った馬が好成績

馬番別成績を見ると、1～8番の馬は[7-9-8-56]（3着内率30.0%）、9～16番の馬は[3-1-2-72]（3着内率7.7%）となっている。内寄りの枠に入った馬が強いレースだ。

好走馬の馬齢は幅広いが……

馬齢別成績を見ると、5歳以下の馬は[4-5-6-29]（3着内率34.1%）、6～7歳の馬は[6-3-3-62]（3着内率16.2%）、8歳以上の馬は[0-2-1-37]（3着内率7.5%）となっている。なお、第20回（平成25年）以降の過去7年に限ると、5歳以下の馬は[3-4-4-23]（3着内率32.4%）、6～7歳の馬は[4-3-3-39]（3着内率20.4%）、8歳以上の馬は[0-0-0-27]（3着内率0.0%）である。基本的には5歳以下の若い馬が優勢で、極端な高齢馬は苦戦する可能性が高いと見るべきだろう。

大敗直後の馬は不振

前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-3-1-13]（3着内率38.1%）、2～7着の馬は[6-5-7-74]（3着内率19.6%）、8着以下の馬は[0-2-2-41]（3着内率8.9%）となっている。

脚質も重要なポイント

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、6番手以内の馬は[9-5-7-71]（3着内率22.8%）、7番手以下の馬は[1-5-3-55]（3着内率14.1%）、「不明」の馬は[0-0-0-2]（3着内率0.0%）となっている。なお、第20回（平成25年）以降の過去7年に限ると、6番手以内の馬は[6-5-6-48]（3着内率26.2%）、7番手以下の馬は[1-2-1-39]（3着内率9.3%）、「不明」の馬は[0-0-0-2]（3着内率0.0%）である。近年の傾向を重視するならば、前走で先行していた馬を高く評価した方が良さそうだ。