分析レポート

Analysis Report

第65回
羽田盃(SI)
2020年04月29日(水) 20:10発走

第65回優勝馬:ゴールドホイヤー号

レース情報

羽田盃は、上位人気馬や主要な前哨戦の好走馬が優勢!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第57回(平成24年)は2頭が3着同着
  • 記録は令和2年4月15日時点

3番人気以内の馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、3番人気以内の馬は[9-8-3-10](3着内率66.7%)、4~6番人気の馬は[0-1-5-24](3着内率20.0%)、7番人気以下の馬は[1-1-3-77](3着内率6.1%)となっている。上位人気馬が強いレースと言えるだろう。

「船橋」勢が優秀な成績をマーク

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-0-1-15](3着内率11.8%)、「船橋」の馬は[5-5-4-22](3着内率38.9%)、「大井」の馬は[4-5-2-62](3着内率15.1%)、「川崎」の馬は[0-0-4-12](3着内率25.0%)となっている。3着内数、3着内率ともに優秀な「船橋」所属馬を高く評価した方が良さそうだ。船橋所属では、特に矢野義幸調教師が第60回をストゥディウム、第63回をヤマノファイト、昨年の第64回をミューチャリーで勝利。過去5年で3勝をあげている。

極端に外寄りの枠を引いた馬は割り引きが必要

【馬番別成績】(過去10年)

馬番別成績を見ると、1~13番の馬は[10-10-11-95](3着内率24.6%)、14~16番の馬は[0-0-0-16](3着内率0.0%)となっている。少頭数とならない限り、外寄りの枠に入った馬は評価を下げるべきかもしれない。

前走の時点で人気薄だった馬は不振

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[7-1-2-13](3着内率43.5%)、2~7番人気の馬は[3-9-8-60](3着内率25.0%)、8番人気以下の馬は[0-0-1-38](3着内率2.6%)となっている。前走成績を比較する際は、当時の人気にも注目してみよう。

“全日本2歳優駿”で善戦した馬に注目

【“全日本2歳優駿”における着順別成績】(過去10年)

“全日本2歳優駿”における着順別成績を見ると、6着以内の馬は[3-4-3-8](3着内率55.6%)、7着以下の馬は[0-1-2-11](3着内率21.4%)、「不出走」の馬は[7-5-6-92](3着内率16.4%)となっている。なお、第59回(平成26年)以降の過去6年に限ると、6着以内の馬は[2-4-1-2](3着内率77.8%)、7着以下の馬は[0-0-2-8](3着内率20.0%)、「不出走」の馬は[4-2-3-60](3着内率13.0%)である。前年のレースではあるものの、やはりダートグレード競走のJpnⅠで善戦したことのある馬は信頼できるようだ。

“京浜盃”の上位馬も信頼できる

【“京浜盃”における着順別成績】(過去10年)

“京浜盃”における着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-2-1-2](3着内率77.8%)、「2着」の馬は[2-1-1-5](3着内率44.4%)、3着以下の馬は[1-3-5-43](3着内率17.3%)、「除外・不出走」の馬は[3-4-4-61](3着内率15.3%)となっている。なお、第59回(平成26年)以降の過去6年に限ると、「1着」の馬は[3-2-1-0](3着内率100.0%)、「2着」の馬は[0-1-1-3](3着内率40.0%)、3着以下の馬は[1-1-3-28](3着内率15.2%)、「除外・不出走」の馬は[2-2-1-39](3着内率11.4%)である。主要な前哨戦の“京浜盃”で好走した馬は高く評価したい。