分析レポート

Analysis Report

第23回
TCK女王盃(JpnIII)
2020年01月22日(水) 16:10発走

第23回優勝馬:マドラスチェック号

レース情報

TCK女王盃は、臨戦過程や馬格が重要!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和2年1月8日時点

「1番人気」の馬が強い

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[4-2-3-1](3着内率90.0%)と非常に堅実だ。3連単99万7380円の高額配当決着となった昨年の第22回(平成31年)も、単勝「1番人気」のラビットランは3着に食い込んでいる。まずは前評判がもっとも高い馬に注目すべきだろう。

「JRA」勢が優勢も……

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[2-2-2-70](3着内率7.9%)、「JRA」の馬は[8-8-8-24](3着内率50.0%)となっている。基本的には「JRA」所属の馬を重視したい。ただし、第20回(平成29年)はリンダリンダが2着、第21回(平成30年)はラインハートが3着、第22回(平成31年)はマルカンセンサーが2着と、ここ3年はいずれも「地方」所属馬が1頭ずつ3着以内に好走している。ちなみに、この3頭はいずれも大井所属の馬である。近年の傾向を考えると、「地方」所属馬にもある程度は注目しておいた方が良さそうだ。

前走の着順を素直に評価したい

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、2着以内の馬は[6-5-4-28](3着内率34.9%)、3~8着の馬は[3-5-4-42](3着内率22.2%)、9着以下の馬は [1-0-2-24](3着内率11.1%)となっている。なお、第15回(平成24年)以降の過去8回に限ると、2着以内の馬は[5-4-4-20](3着内率39.4%)、3~8着の馬は[2-4-3-34](3着内率20.9%)、9着以下の馬は [1-0-1-16](3着内率11.1%)である。前走の着順が良い馬ほど信頼できるレースと言えるだろう。

前走の距離がポイント

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、1,700m未満の馬は[2-1-3-48](3着内率11.1%)、1,700~1,800mの馬は[8-7-6-28](3着内率42.9%)、1,800m超の馬は[0-2-1-18](3着内率14.3%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走も1,800m前後のレースだった馬を高く評価したい。

前走が12頭立て以下のレースだった馬は不振

【前走の出走頭数別成績】(過去10年)

前走の出走頭数別成績を見ると、12頭以下の馬は[0-0-1-32](3着内率3.0%)、13頭以上の馬は[10-10-9-62](3着内率31.9%)となっている。前走が極端に出走頭数の少ないレースだった馬は、過信禁物と見ておいた方が良さそうだ。

前走の単勝人気順に注目

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、7番人気以内の馬は[8-10-9-72](3着内率27.3%)、8番人気以下の馬は[2-0-1-22](3着内率12.0%)となっている。なお、第15回(平成24年)以降の過去8回に限ると、7番人気以内の馬は[6-8-8-51](3着内率30.1%)、8番人気以下の馬は[2-0-0-19](3着内率9.5%)である。前走の内容を比較する際は、当時の人気も評価すべきだろう。