分析レポート

Analysis Report

第53回
東京盃(JpnII)
2019年10月2日(水) 20:10発走

第53回優勝馬:コパノキッキング号

レース情報

東京盃は、馬格や前走のパフォーマンスがポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は令和元年9月18日時点

4番人気以内の馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-8-8-16](3着内率60.0%)、5~8番人気の馬は[2-2-2-34](3着内率15.0%)、9番人気以下の馬は[0-0-0-67](3着内率0.0%)となっている。前評判が高い馬を素直に重視すべきレースと言えそうだ。

優勢なのは「JRA」所属馬だが……

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[3-3-1-90](3着内率7.2%)、「JRA」の馬は[7-7-9-27](3着内率46.0%)となっている。好走率には大きな差があるものの、第51回(平成29年)と第52回(平成30年)で船橋所属のキタサンミカヅキが“連覇”を果たすなど、「地方」所属馬が上位に食い込んだ例も決して少なくない。

若い馬は過信禁物

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、4歳以下の馬は[0-3-1-29](3着内率12.1%)、5歳以上の馬は[10-7-9-88](3着内率22.8%)となっている。なお、第46回(平成24年)以降の過去7年に限ると、4歳以下の馬は[0-0-1-16](3着内率5.9%)、5歳以上の馬は[7-7-6-65](3着内率23.5%)である。注目を集めがちな存在だけに、「3歳」や「4歳」といった若い馬は扱いに注意すべきだろう。

前走好走馬が強い

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、2着以内の馬は[8-4-7-35](3着内率35.2%)、3~5着の馬は[2-4-3-35](3着内率20.5%)、6着以下の馬は[0-2-0-47](3着内率4.1%)となっている。臨戦過程を比較する際は、直近の着順を素直に評価したいところだ。

馬格のない馬はやや不振

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、480kg未満の馬は[1-2-1-36](3着内率10.0%)、480kg以上の馬は[9-8-9-80](3着内率24.5%)となっている。馬格のない馬は評価を下げるべきかもしれない。

脚質も重要なポイント

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、4番手以内の馬は[6-8-9-60](3着内率27.7%)、5~8番手の馬は[4-0-1-30](3着内率14.3%)、9番手以下の馬は[0-2-0-27](3着内率6.9%)となっている。なお、第46回(平成24年)以降の過去7年に限ると、4番手以内の馬は[3-6-7-38](3着内率29.6%)、5~8番手の馬は[4-0-0-23](3着内率14.8%)、9番手以下の馬は[0-1-0-20](3着内率4.8%)である。前走で積極的な競馬をしていた馬ほど信頼できるレースと言って良いだろう。