分析レポート

Analysis Report

第40回
サンタアニタトロフィー(SIII)
2019年07月31日(水) 20:10発走

第40回優勝馬:ノンコノユメ号

レース情報

サンタアニタトロフィーは、前走の着順などがポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第32回(平成23年)は大井ダ1,800mで実施
  • 第32回(平成23年)は国際招待競走、別定競走として実施
  • 記録は令和元年7月10日時点

上位人気の馬ほど好成績

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、1~2番人気の馬は[4-6-2-8](3着内率60.0%)、3~6番人気の馬は[6-3-3-28](3着内率30.0%)、7~11番人気の馬は[0-1-5-44](3着内率12.0%)、12番人気以下の馬は[0-0-0-44](3着内率0.0%)となっている。伏兵の台頭も決して珍しくはないレースだが、単勝7番人気以下の馬は優勝例がなく、単勝12番人気以下の馬は3着以内となった例もないので注意したい。

「浦和」や「大井」に所属する馬がやや優勢

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-3-2-18](3着内率25.0%)、「船橋」の馬は[3-2-4-36](3着内率20.0%)、「大井」の馬は[6-5-4-65](3着内率18.8%)、「川崎」の馬は[0-0-0-4](3着内率0.0%)、「海外」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。ちなみに、3着以内となった「浦和」所属馬は、すべて小久保智調教師の管理馬だ。なお、第33回(平成24年)以降の過去7年に限ると、「浦和」の馬は[1-2-2-15](3着内率25.0%)、「船橋」の馬は[1-1-2-21](3着内率16.0%)、「大井」の馬は[5-4-3-47](3着内率20.3%)、「川崎」の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)である。近年の傾向も加味するならば、前出の小久保智調教師が管理する「浦和」所属馬や、3着内数の多い「大井」所属馬に注目すべきだろう。

近年は8歳以上の高齢馬が不振

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、7歳以下の馬は[9-8-7-86](3着内率21.8%)、8歳以上の馬は[1-2-3-38](3着内率13.6%)となっている。なお、第33回(平成24年)以降の過去7年に限ると、7歳以下の馬は[6-7-5-53](3着内率25.4%)、8歳以上の馬は[1-0-2-32](3着内率8.6%)である。極端な高齢馬は評価を下げたい。

負担重量が重い馬は比較的堅実

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、56.0kg以下の馬は[3-4-1-55](3着内率12.7%)、56.5~57.0kgの馬は[3-4-8-57](3着内率20.8%)、57.5kg以上の馬は[4-2-1-12](3着内率36.8%)となっている。実績などに応じた負担重量を課されるハンデキャップ競走だが、基本的には負担重量の重い馬を重視した方が良さそうだ。

前走の着順を素直に評価したい

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、2着以内の馬は[6-6-3-28](3着内率34.9%)、3~8着の馬は[4-4-6-61](3着内率18.7%)、9着以下の馬は[0-0-1-35](3着内率2.8%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走の着順を素直に評価するべきだろう。

大型馬は過信禁物

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、510kg未満の馬は[9-7-7-85](3着内率21.3%)、510kg以上の馬は[1-3-3-38](3着内率15.6%)、「不明」の馬は[0-0-0-1](3着内率0.0%)となっている。なお、第33回(平成24年)以降の過去7年に限ると、510kg未満の馬は[7-5-6-59](3着内率23.4%)、510kg以上の馬は[0-2-1-26](3着内率10.3%)である。近年の傾向を重視するならば、大型馬は過信禁物と見ておいた方が良いかもしれない。