分析レポート

Analysis Report

第51回
ハイセイコー記念(SII)
2018年11月14日(水) 20:10発走

第51回優勝馬:ラプラス号

レース情報

ハイセイコー記念は、前走好走馬が中心!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は平成30年10月31日時点

3番人気以内の馬はそれなりに堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

過去10年の3着以内馬30頭中19頭は、単勝3番人気以内の馬である。上位人気グループの馬がそれなりに信頼できるレースと言えるだろう。

「船橋」所属馬の健闘が目立つ

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[0-0-1-9](3着内率10.0%)、「船橋」の馬は[5-4-3-12](3着内率50.0%)、「大井」の馬は[5-5-6-81](3着内率16.5%)、「川崎」の馬は[0-1-0-11](3着内率8.3%)となっている。3着以内となった馬の数は「大井」勢がトップとなっているものの、3着内率が高いのは「船橋」勢だ。

外寄りの枠に入った馬が優勢

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、もっとも3着内率が高いのは「7枠」、2番目に高いのは「8枠」である。なお、第46回(平成25年)以降の過去5年に限ると、1~6枠の馬は[1-2-3-45](3着内率11.8%)、7~8枠の馬は[4-3-2-11](3着内率45.0%)である。近年は特に「7枠」や「8枠」の馬が健闘しているので、ぜひ注目しておきたい。

大敗直後の馬は不振

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、3着以内の馬は[9-9-8-72](3着内率26.5%)、4着以下ならびに競走中止の馬は[1-1-2-41](3着内率8.9%)となっている。大敗直後の馬は評価を下げるべきかもしれない。

前走で「1番人気」だった馬は信頼できる

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬が3着内率35.3%と優秀な成績を収めている。前走で人気の中心だった馬は高く評価すべきだろう。

近年は前走で1,600m以上のレースを使っていた馬が中心

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、様々な距離から3着以内馬が出ている。ただし、第45回(平成24年)以降の過去6年に限ると、1,600m未満の馬は[2-1-2-41](3着内率10.9%)、1,600m以上の馬は[4-5-4-26](3着内率33.3%)である。近年の傾向を重視するならば、前走で今回より短い距離のレースを使っていた馬は割り引きが必要だ。