分析レポート

Analysis Report

第15回
レディスプレリュード(JpnII)
2018年10月11日(木) 20:10発走

第15回優勝馬:プリンシアコメータ号

レース情報

レディスプレリュードは、前走の人気や着順がポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第5回(平成20年)から第7回(平成22年)までは「TCKディスタフ」の名称で実施
  • 第8回(平成23年)からは指定交流競走として実施
  • 第10回(平成25年)からはダートグレード競走として実施
  • 第13回(平成28年)は2頭が2着同着
  • 記録は平成30年9月19日時点

上位人気に推された馬が堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[9-5-2-4](3着内率80.0%)、3~4番人気の馬は[1-2-3-14](3着内率30.0%)、5~10番人気の馬は[0-4-4-52](3着内率13.3%)、11番人気以下の馬は[0-0-0-44](3着内率0.0%)となっている。前評判の高い馬ほど信頼できるレースと言えそうだ。

「JRA」所属馬が中心

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[3-4-4-99](3着内率10.0%)、「JRA」の馬は[7-7-5-15](3着内率55.9%)となっている。なお「JRA」所属馬が出走可能な指定交流競走となった第8回(平成23年)以降の過去7年に限ると、「地方」所属馬の成績は[0-1-1-60](3着内率3.2%)である。今年もまずは「JRA」所属馬に注目すべきだろう。

負担重量の重い実績馬は信頼できる

【負担重量別成績】(過去10年)

負担重量別成績を見ると、56kg未満の馬は[6-8-8-108](3着内率16.9%)、56kg以上の馬は[4-3-1-6](3着内率57.1%)となっている。レディスプレリュードは3歳の馬なら53kg、4歳以上の馬なら55kgが基本的な負担重量となっており、そこへ過去1年の戦績に応じた負担重量を加算される別定競走だが、56kg以上の負担重量を課された4歳以上の実績馬は高く評価して良さそうだ。なお、馬齢が3歳、かつ負担重量が54kg以上だった馬も、第12回(平成27年)3着のホワイトフーガ、第14回(平成29年)1着のクイーンマンボと2度の好走例があるので、ぜひ注目しておきたい。

前走を勝ち切った馬は好成績

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬は[4-6-2-25](3着内率32.4%)、2~5着の馬は[3-4-4-50](3着内率18.0%)、6着以下・競走中止・失格の馬は[3-1-3-39](3着内率15.2%)となっている。前走を勝ち切った馬は高く評価すべきだろう。なお、指定交流競走となった第8回(平成23年)以降の過去7年に限ると、「1着」の馬は[3-5-2-20](3着内率33.3%)、2~5着の馬は[3-2-3-29](3着内率21.6%)、6着以下・競走中止・失格の馬は[1-1-1-26](3着内率10.3%)である。近年の傾向を重視するならば、大敗直後の馬は評価を下げた方が良さそうだ。

前走で2番人気以内だった馬に注目

【前走の単勝人気順別成績】(過去10年)

前走の単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[7-8-5-32](3着内率38.5%)、3番人気以下の馬は[3-3-4-82](3着内率10.9%)となっている。臨戦過程を比較する際は、前走の時点における人気もチェックしておきたい。

馬格のない馬は過信禁物

【前走の馬体重別成績】(過去10年)

前走の馬体重別成績を見ると、470kg未満の馬は[2-1-1-48](3着内率7.7%)、470kg以上の馬は[8-10-8-64](3着内率28.9%)、「計測不能」の馬は[0-0-0-2](3着内率0.0%)となっている。馬格のない馬は評価を下げるべきだろう。