ニュース

News

新パドックビジョン 3月14日(月)登場!

東京シティ競馬(TCK)では、場内パドックに新パドックビジョンを設置し、3月14日(月)より運用を開始いたしますのでお知らせいたします。
新パドックビジョンの総工費は約3億6000万円(税込)。高画質と大画面化により、従来より多くの情報を見やすく・わかりやすくご覧いただけます。さらに競馬界初の自動追尾マルチカメラコントロールシステムの導入により、競走馬の状態をより詳しく観察することが可能になります。

【新パドックビジョンの特長について】

1.競馬界初の自動追尾マルチカメラコントロールシステム搭載!

新パドックビジョンは、競馬界初となる『マルチカメラコントロールシステム』を搭載しています。『マルチカメラコントロールシステム』とは、複数のカメラによる同一被写体の映像を同時に表示するシステムです。新パドックビジョンでは、パドック前のL-WINGスタンド3階にメインカメラ(有人カメラ)と、パドック周辺の4カ所に無人カメラの計5台のカメラを設置。カメラに追尾システムを搭載することにより、メインカメラが撮影している馬を無人カメラ4台も同時に撮影し、馬の表情・歩様・おしりの筋肉・アップなど、様々な角度から撮影した馬の映像を一度にご覧いただけます。

マルチカメラコントロールシステムの運用イメージ

メインカメラと連動した無人カメラが1頭の馬を様々な角度から撮影。
映像はパドックビジョンに同時にメインカメラ+子カメラ2台の最大3画面が写し出されます。

2.高画質・高解像度の映像

現在のパドックビジョンの約1.8倍となる横16.96m×縦7.2m(面積122.1㎡・約725インチ)のサイズとなり、馬名・馬体重・騎手名に加え、馬の映像や連勝系オッズ、前レースの払戻金などが一画面で表示されます。また、最少文字サイズを30cmに設定。最大視認距離が約92mとなり、L-WING4階からご覧いただいても、パドックビジョンの文字を認識することができます。
また、画素数も現在の7倍以上となる1,221,120画素となり、鮮明な映像で馬の毛ヅヤや歩様をご覧いただけます。

3.美しく見やすいオッズデザイン

視認性と美しさを追求した新しいデザインに生まれ変わります。 デザインの美しさのみならず、マルチアングルへの対応やフォントや視認性も考慮し、より多くの情報をわかりやすくお伝えします。

新パドックビジョン 旧パドックビジョン
面積 122.1㎡(横16.96m×縦7.2m) 67.6㎡(横9.6m×縦7.04m)
解像度 1,221,120画素(横1696×縦720) 168,960画素(横480×縦352)
表示輝度 5,000cd/㎡ 5,000cd/㎡
表示ピッチ 10mm 20mm
【主な仕様】

自動追尾カメラシステム、および大型映像装置は、ソニービジネスソリューション株式会社
(本社:東京都港区、代表取締役:宮島和雄)により設計施工されたものです。
ソニービジネスソリューション株式会社  http://www.sonybsc.com/
本件プレスリリース  http://www.sonybsc.com/sbsc/press/2016/20160224.html