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場内の施設

北米ダート競馬独特のスピード感は絶対必見
名物はアメリカでも珍しい「ヒルサイドコース」


 ダートレースをメインとしている北米競馬ゆえに、トラックの内側に芝コース(1周1408m)、メインコースとなる外側のコースにダートコース(1周1609m・直線274m)が設けられている。大きさは、札幌競馬場(芝1周1641m・直線266m)と同じくらいである。  

 ダートコースは日本の「砂」といったイメージとは異なり、どちらかといえば「土」に近い。クッションが利き、多少の雨が降っても下滑りしないので、サラブレッドに走りやすい馬場。コーナーリングもスムーズに行えるように内棚に向かって傾斜しているのも特徴の1つだ。

 サンタアニ ータパーク競馬場のコースを解説するにあたり、忘れてはいけないのが、芝の外回りコース。向こう正面のさらに奥まった場所にスタート地点があるこのコースは、「ヒルサイドコース」と呼ばれているように、小高い丘を駆け下りならがら、ダートコースの外側に敷設された芝外回りコースの向こう正面へ。左回りコースが常識のアメリカ競馬では、ここがアメリカで唯一の右ターンになる。そして、最後の直線入り口では、ダートコースを横切りながら、芝内回りコースへ入るという日本では見られない個性的なコース。自然地形を利用したヨーロッパの雰囲気が少なからずある。このコースは芝2000m〜2400m戦で使用されており、スタート地点がなかなか肉眼で確認するのが難しいので、場内実況に耳を傾けていないと、3〜4コーナーまでレースが進んでいることがある。観戦の際は注意していただきたい。