重賞レース

第66回 東京ダービー(SI)

  • 2020年6月3日(水)
  • 20:10発走
第66回優勝馬:エメリミット号

東京大賞典と並び、TCK重賞で最も長い歴史を誇る伝統のレースです。羽田盃に続く南関東3歳クラシック三冠レースの第二関門として、南関東屈指の若駒たちがしのぎを削ります。実力だけでなく運も要求されるこのレースは、日本最多勝利数記録を持つ“TCKの帝王”的場文男騎手が過去37回の騎乗でいまだ未勝利。今年こそは悲願の初優勝に期待がかかります。
<上位2頭にジャパンダートダービーの優先出走権を付与>

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    南関競馬リポーター たかはしかよこ ブログ南関魂などを更新中

    <第66回 東京ダービー(SI)>
    (5月26日現在)

    ブラヴール
    今年の京浜盃馬は、セレンとチャームアスリープを両親に持つ夢の結晶。急逝された佐藤賢二調教師から引き継ぎ佐藤裕太厩舎所属になりました。本橋孝太騎手予定。

    ゴールドホイヤー
    雲取賞と羽田盃を連勝中で勢いは抜群です。厩舎の先輩には東京ダービー馬ヒカリオーソがいて、そんな偉大な先輩に続くことはできるでしょうか!山崎誠士騎手予定。

    ウタマロ
    前走のクラウンカップは酒井忍騎手とのコンビで、7番手から早めに進出して優勝し、重賞ウイナーの仲間入りをしました。今回は1度騎乗経験のある御神本訓史騎手予定。

    マンガン
    重賞レースで2着続きでしたが、前走の東京湾カップを優勝して念願の初タイトルを獲得しました。自慢の末脚が大井コースで炸裂するか!町田直希騎手が初騎乗予定。

    モンゲートラオ
    前走の羽田盃は5着で東京ダービーの優先出走権を獲得。それ以降、的場文男騎手が調教に乗り大一番に向かうそうです。的場騎手は2年ぶり38度目のダービー騎乗。

    ボンモマン
    2007年の東京ダービー馬アンパサンドを父に持つボンモマン。東京ダービーの父子制覇はミルコウジとセントリックがいます。真島大輔騎手が初騎乗予定。

  • 高橋華代子の重賞直前情報

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    <第66回 東京ダービー(SI)>

    (6月1日現在)

    ■ゴールドホイヤー
    *川崎 岩本洋 厩舎 牡3歳
    *成績 7戦5勝2着0回
    *重賞タイトル
     羽田盃(SI)(2020)
     雲取賞(SIII)(2020)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     ゴールドホイヤーは目下3連勝、そのうち雲取賞と羽田盃を連勝中で、勢いは抜群です。前走の羽田盃は2番手からの差し切りで完勝。

     「ゲートを出てからの行きっぷりはそんなにいいイメージはなかったので、思っていたよりも前に行ったのでびっくりしました。道中の折り合いも苦労したので最後は止まっちゃうかなと思ったのですが、終いはしっかりして止まらなかったのはすごいです」(山崎誠士騎手)。

     その後は厩舎の先輩でもある昨年の東京ダービー馬ヒカリオーソに続けるよう、この東京ダービーに向けてトレーニングを積んできました。15-15も入れると合計3本の追い切りを消化したそう。

     5月29日には小向トレセンから大井競馬場にやって来ての最終追い切りを行いました。東京ダービーに出走するマンガンの外に併せ、山崎騎手を背に軽快な動きを披露しました。「前走の追い切りはカリカリしていましたが、今日はガス抜きができている感じでリラックスしていました。いい感じですね」と好感触だった山崎騎手。

     今年の東京ダービー出走メンバーで、南関東クラシック3冠馬になるチャンスがあるのは、羽田盃馬ゴールドホイヤーただ1頭。

     「最終追い切りはあまりやりすぎないで反応を見る程度だったので、いい意味で平行線ですね。筋肉量も増えてきたように思います。前回は4、5番手の予定だったので、あんなに前に行くとは思わなかったですが、距離に関してはひとハロン延びる分は変わらないと思います。

     今でもヤンチャですが前はもっと子供で、こうやってダービーに出られるまでになってくれて本当にうれしいです。羽田盃は勝たせて頂きましたが、競馬は運も必要ですし、挑戦者のつもりで臨みます。東京ダービー連覇を目標にやるべきことはやってきたので、あとは百戦錬磨の山崎騎手の判断力にかけます」(岩本洋調教師)。

    ■ブラヴール
    *船橋 佐藤裕太 厩舎 牡3歳
    *成績 7戦3勝2着4回
    *重賞タイトル
     京浜盃(SII)(2020)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     南関東重賞4勝馬セレンと南関東牝馬クラシック史上初の3冠馬チャームアスリープを両親に持つ南関東夢の結晶、京浜盃馬ブラヴール。

     前走の羽田盃はいつものように後方から進め、スローペースの中でも最後は一番の上がり37秒7の脚で突っ込んできて、負けて強しの2着。

     どうしてもテンに置かれて後方からの競馬を余儀なくされ展開に左右されますが、「一回エンジンがかかると追えば追うだけ伸びてくれる馬です」と本橋孝太騎手。距離延長はプラスと言われてきただけに、東京ダービーに向けて夢がふくらむ内容でした。

     しかし、その直後、佐藤賢二調教師が急逝されるという突然の悲しい別れがありました。オーナー様の意向から、『佐藤調教師の騎手時代の弟弟子、楠新二厩務員がいる所』ということで、佐藤裕太厩舎の一員に。楠厩務員と言えば、アブクマポーロやベルモントアクター、最近ではリッカルドなど、数えきれないほどの重賞ウイナーたちを手掛けた方です。

     「まだ手探りですが能力の高さは感じますね。よく食べてよく寝て育ち盛りで、体が増えていても問題はないと思います。兄貴(佐藤賢二調教師)と隆之(石崎隆之元騎手)とで3兄弟だったから、ずっと家族ぐるみの付き合いをしてきて本当に仲がよかったです。前の日まで元気だったから信じられませんが……。きっと応援してくれていると思います」(楠厩務員)。

     5月30日に船橋競馬場で行われた最終追い切りは、ハーミアの愛娘リヴェールブリスの外に併せ、ゴール前に本橋孝太騎手がステッキを入れると、グーンと一気に加速する姿は鳥肌が立ちました。

     「反応がよくなっているので、それがレースに結びついてくれれば。仕上がりに関しては、賢二先生もきっと喜んでくださっているんじゃないかなと思っています。自信を持って送り出したいです」(佐藤裕調教師)。

     *大外枠8枠16番に入ったことについては、「もう少し内側が欲しかったのは正直なところですが、ここまで来たので、無事にスタートを切れたら何よりです」(佐藤裕調教師)。

    ■ウタマロ
    *船橋 矢野義幸 厩舎 牡3歳
    *成績 7戦4勝2着2回
    *重賞タイトル
     クラウンカップ(SIII)(2020)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     連勝で臨んだ前走のクラウンカップは、酒井忍騎手が手綱を取り、道中6番手から3~4コーナーでは早め先頭に立ってそのまま押し切り3連勝を飾りました。重賞初挑戦で重賞初制覇!!!遡ると、2戦目には7着に大敗しましたが、それ以外は一度も連を外したことのない抜群の安定感を誇ります。

     「一戦ごとに成長してきているのがわかりますね。2000mはギリギリな感じもしますが、右回りはこの中間に大井競馬場へ馬場見せにも行って問題なく走っていました。状態はいい意味で維持ができていると思います。運も必要で、思ったようにならないのも競馬ですが、去年の雪辱を果たしたいです」(矢野義幸調教師)。

     矢野調教師と今回騎乗する御神本訓史騎手と言えば、去年の羽田盃馬ミューチャリー。東京ダービーは惜しくもヒカリオーソに敗れ2着でしたが、今年はリベンジなるでしょうか?!

    ■マンガン
    *川崎 田島寿一 厩舎 牡3歳
    *成績 10戦4勝2着3回
    *重賞タイトル
     東京湾カップ(SII)(2020)
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     マンガンは、平和賞2着、ニューイヤーカップ2着、クラウンカップ2着と、いつもすばらしい脚で追い込んではくるものの、あと一歩届かず涙を呑んできましたが、前走の東京湾カップでは悲願のタイトルを獲得。早め先頭に立ったエメリミットがそのまま押し切るかと思ったところ、後方につけていたマンガンが大外から一気に弾けて、クビ差交わしました。

     この東京ダービーはデビューからコンビを組んできた山崎誠士騎手がゴールドホイヤーに騎乗するため、町田直希騎手が初騎乗。

     「どうしても展開待ちのところはあるので、当日は不良馬場で先行有利の馬場になるのは嫌ですね。条件は五分で走らせたいです。これまでのレースでは左回りの方がスムーズですが、距離延長はいいと思いますし、この馬の末脚が発揮されれば。そういう力は持っている馬だと思います」(田島寿一調教師)。

     マンガンが大外から飛んでくるシーンが見られるでしょうか?!マンガンメンコも要チェック!

    ■モンゲートラオ
    *大井 中道啓二 厩舎 牡3歳
    *成績 6戦1勝2着2回
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     大井の帝王・的場文男騎手が手綱を取ることでも話題を集めているのがモンゲートラオ。的場騎手の東京ダービーの騎乗は2年ぶり38度目。いまだ東京ダービーは無冠のままですが、今年こそはダービージョッキーの称号を手にすることはできるでしょうか。

     この中間は、「俺が攻め馬に乗らないと勝てないから」と的場騎手は陣営に伝え、モンゲートラオの調教につきっきりで乗ってきたそうです。

     「帝王賞や東京大賞典は勝っているのに、ダービーは2着10回(苦笑)。自分で攻め馬をしているから馬の具合はいいし、満足の仕上げができた。羽田盃(5着)でもあのくらい走れているし、ここは楽しみにして一発狙います」(的場騎手)。

     モンゲートラオは4年前の東京ダービー馬バルダッサーレを手掛けた中道啓二調教師が管理しています。「あまり実になる方ではないので体重のことを考えながらやりすぎないようにしてきました。素直で操縦性もいいし、距離は延びていいと思っています。どの馬にもチャンスがあるし期待を持って臨みたいです」とのこと。

    ■ボンモマン
    *川崎 林隆之 厩舎 牡3歳
    *成績 12戦3勝2着5回
    *詳細データ[ → ]
    *調教タイム[ → ]

     2007年の東京ダービー馬アンパサンドを父に持つボンモマン。番組賞金は900万台で、例年は東京ダービーに出走するには微妙な位置にいましたが、今年は400万円台まで出られるという非常に珍しい年になりました。そういう運も勝負事は大事です。

     東京ダービー父子制覇は、1985年のミルコウジと1996年のセントリックがいますが、アンパサンドとボンモマン親子も感動的なシーンを見せてくれるでしょうか?!今年は南関東にゆかり深い仔たちの活躍が目立ちます。

     アンパサンドにも関わってきた林隆之調教師が、ボンモマンの調教にもつきっきりで乗り、ここに向けてきました。

     「お父さん自体は歩様が優れなくても闘争心というか、本番の気持ちで結果を出してきた馬です。走りの質や柔らかさはお父さんと全然違って、ボンモマンの方がフットワークの柔らかさはあるしすごく乗りやすいです。タイプは違いますが、似ている雰囲気はすごくあって、グッと気の入る感じなどは似てきました。2000mは初めてですが、ある程度積極的な競馬で、長くいい脚を使うことができれば」(林調教師)。

     なお、担当はアンパサンドも手掛けてきた遠野厩務員です。

    *東京ダービーの情報は、南関魂でもお伝えしていきます!

    第66回 東京ダービー(SI)直前情報 調教タイム (協力:日本競馬新聞協会)

    ■ゴールドホイヤー
    大井5/29稍重 1000m-64.4秒 800m-51.5秒 600m-37.7秒 馬なり
    ■ブラヴール
    船橋5/30良 1000m-63.1秒 800m-49.1秒 600m-36.9秒 強めに
    ■ウタマロ
    船橋5/30良 1000m-66.2秒 800m-50.1秒 600m-36.8秒 馬なり
    ■マンガン
    大井5/29稍重 1000m-64.8秒 800m-51.5秒 600m-37.7秒 強めに
    ■モンゲートラオ
    大井5/29稍重 1000m-64.4秒 800m-50.8秒 600m-37.5秒 強めに
    ■ボンモマン
    川崎5/30良 1000m-68.7秒 800m-50.8秒 600m-37.3秒 一杯追
  • 高橋華代子のレースレポート

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    <第66回 東京ダービー(SI)>

    優勝インタビュー動画はこちら

     66回目を迎えた南関東3歳馬の頂点決戦、東京ダービー。父セレンと母チャームアスリープの夢の結晶ブラヴールが当日に競走除外(右後挫跖)となり、ハーミアの娘リヴェールブリスも馬場入り後に競走除外(左前肢跛行)と、波乱の幕開け。改めて、レースに送り出して走り切ることの大変さを、身に染みる出来事が続きました。

     レース前から、どの馬が勝ってもおかしくないような混戦ムードを漂わせていましたが、そこから力強く抜け出したのが、山口達弥騎手がデビューから手綱を取り続けている9番人気エメリミット(船橋・林正人厩舎)。

     エメリミットは林厩舎の生え抜き馬。アジュディミツオーとフリオーソという、同じ船橋の偉大な先輩たちの名を冠したレースを勝っている馬ですが、重賞レースではもう一歩の成績が続きました。平和賞は8着、クラウンカップが4着、東京湾カップはタイム差なしの2着。しかし、着順同様にパフォーマンス自体もどんどん上がっていて、関係者も成長を感じながら、ついにこの舞台に立ちました。

     デビューから17年目の山口騎手は、林厩舎の縁の下の力持ち的存在として、数多くの重賞ウイナーたちを調教パートナーとしても支えてきました。過去の代表馬としては2013年の東京ダービー馬インサイドザパーク。今度は自身がダービーに初騎乗し、重賞初制覇がこの東京ダービーというドラマチックな結末。

     「今までで一番のスタートでした」と山口騎手は振り返っていましたが、1枠2番のエメリミットは抜群のスタートを切り、ファルコンウィングとハナを主張していきましたが、ファルコンウィングが逃げ(前半600m35秒9-1000mが62秒1)、エメリミットは内の3、4番手から。

     「砂はかぶりたくなかったですが、内枠なのでかぶせていくしかないなぁと。ただ、クラウンカップで砂をかぶせた時に案外行けるかなという手応えだったので、砂を被っても我慢をして頑張って走ってくれていました。あとは気分よく走ってくれればいいなぁと思いながら乗りました。」

     結果的に上位にくるマンガンやティーズダンク、ゴールドホイヤーは中団、ブリッグオドーンは後方のポジション。3コーナーでは馬群がグンとかたまり、4コーナーでエメリミットが一気に外に持ち出すと、その隣には東京湾カップで涙を呑んだ相手マンガンが併せてくる形になりました。

     残り200m付近では、内をついて上がってきたティーズダンクが逃げていたファルコンウィングを交わして先頭に立つと、今度は外からエメリミットとマンガンが競り合いながら抜き去り、2頭の一騎打ち。

     「3~4コーナーの手応えでは掲示板は確保できるなという手応えでしたが、外に出したらそれ以上に手応えがよかったので、これは勝てるかもと思いました。でも、チラッと見たら横にマンガンがいたので、また負けたら嫌だなぁと、勝ってくれと、必死に追いました。結果的には東京湾カップの時のように一気に来られたらどうしてもやられてしまうので、勝負根性のある馬なので外に出して併せる形になったのもよかったかもしれません」。

     エメリミットは最後まで食らいついてきたマンガンにクビ差つけてのゴール。勝ちタイムは2000m2分6秒9(良)。とても悔しい2着になったのが上がり3F38秒7の最速タイで伸びてきたマンガン。3着はティーズダンクでした。

     「タツ(山口騎手)と重賞を勝ちたい」と言い続けてきた師匠の林調教師。「調教も真面目でレースでも一生懸命に乗ってくれて、何とかしてやろうと思わせる子だったので。いろんな馬主さんたちのご協力のお陰で、その積み重ねが、こういう形として出たと思っています」(林調教師)。

     検量前でエメリミットと山口騎手を迎え入れた林調教師は涙を浮かべていました。

     東京湾カップで惜しくも2着に負けた際には、「エメリミットが力を出せるような理想的な競馬ができたし、勝った馬を称えるしかありません」と、愛弟子の騎乗を労っていた林調教師。馬主の(有)太盛様のご理解を頂きながら、デビューからこの大一番まで乗せ続けた林調教師。そして、最高の舞台で最高の恩返しをした山口騎手。

     「ずっとチャンスを頂いてきたので、勝てなかったレースは自分の中でも不甲斐なかったです。それでも最後まで乗せて頂いて、最終的には結果を出せたのは本当によかったですが、これまで先生がやって下さったことを考えたら、まだまだ微々たるものです。騎手をやめようと思ったこともありましたが、やめなくてよかったです。先生が乗せてくれて、ここまで育ててくれて、今があるのは先生のお陰です」(山口騎手)。



    <他陣営のコメント>

    2着 マンガン 町田直希騎手
    「最後は併せる形になりましたが、勝ち馬とは地力の差があったようで、一度も前へ出られませんでした。それでも力は出し切れたと思います」

    3着 ティーズダンク 笹川翼騎手
    「うまく展開が向いて、内から伸びかけましたが、最後はジリっぽくなりました。1、2着馬とは切れ味の差ですね。それでも上手に競馬をしてくれました」

    4着 ブリッグオドーン 水野翔騎手
    「パドックから返し馬まで、ずっと気の悪さを出していたのが影響したと思います」

    5着 ゴールドホイヤー 山崎誠士騎手 1番人気
    「馬体に余裕があったためか、スタートから終始もたついていて、反応も鈍かったです。羽田盃とは走りが違いました」
    *レース後、左膝の剥離骨折を発症していることがわかり、しばらく休養に入るそうです。

    6着 コバルトウィング 矢野貴之騎手
    「3コーナーでハセノパイロの位置とほぼ一緒だったので、また勝っちゃう!とめちゃめちゃ鼻息が荒くなりましたが、最後は止まってしまいました。ブリンカーを着用して、道中の感じも行きっぷりもよくて、ナイターを気にするような所もなかったし、羽田盃のような所はなかったです。今日は切れ負けをした感じですが、現状の力出せたかなと思っています」

    7着 デスティネ 森泰斗騎手
    「後方からという作戦だったのですが、脚を使えなかったし、もうちょっと経験と力をつけていく必要があるかもしれませんね。今日はもたれて走っていました」

    8着 モンゲートラオ 的場文男騎手
    「最後のダービーだと思って臨みましたが、初めて乗った前回では気がつかなかったズルさを出しました。ダービーは勝てないようになっているのかなあ(38度目の挑戦)」

    9着 アマルインジャズ 張田昂騎手
    「折り合いも思っていたよりついて頑張ってくれましたが、距離は長かったです。マイルまでの方が持ち味は生きると思います」

    10着 ファルコンウィング 左海誠二騎手
    「自分の競馬はできましたが、どうしてもちょっと距離が長いのかもしれませんね。残りひとハロンくらいのところで手応えがなくなりました。まだまだ先のある馬なので、精神的に成長してくれれば」

    11着 チョウライリン 保園翔也騎手
    「道中のハミ取りがよくて、3~4コーナーでもいい位置を取れていたと思います。そこから伸びてはなかったですが、ゆったり行ける距離は合っていると思います」

    12着 ウタマロ 御神本訓史騎手
    「右回りは大丈夫でしたが、3コーナーで手応えがなさそうで、距離じゃないですかね」

    13着 マンジュシャカ 藤田凌騎手
    「追走でいっぱいになってしまいました。(初ダービー騎乗は)感覚なので言葉で説明するのは難しいですが、別世界でした。同じレースでも、ダービーはレース中の雰囲気が違いました。乗ることだけでもすごいレースなんだなって、乗って思いました。騎手をやっている限りは勝ちたいレースです」

    14着 ボンモマン 真島大輔騎手
    「この馬には1400mが一番よさそうで、マイルまでですね。3コーナー過ぎて手応えがなくなりました。乗り味はめちゃめちゃよくて、いい馬だなぁと思いました」

    競走除外
    リヴェールブリス 左前肢跛行
    ブラヴール 右後挫跖
  • 回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
    66 令2 エメリミット 牡3 山口 達弥
    65 令元 ヒカリオーソ 牡3 山崎 誠士
    64 平30 ハセノパイロ 牡3 矢野 貴之
    63 29 ヒガシウィルウィン 牡3 森 泰斗
    62 28 バルダッサーレ 牡3 吉原 寛人
    61 27 ラッキープリンス 牡3 今野 忠成
    60 26 ハッピースプリント 牡3 吉原 寛人
    59 25 インサイドザパーク 牡3 左海 誠二
    58 24 プレティオラス 牡3 本橋 孝太
    57 23 クラーベセクレタ 牝3 戸崎 圭太
    56 22 マカニビスティー 牡3 戸崎 圭太
    55 21 サイレントスタメン 牡3 金子 正彦
    54 20 ドリームスカイ 牡3 戸崎 圭太
    53 19 アンパサンド 牡3 戸崎 圭太
    52 18 ビービートルネード 牡3 町田 直希
    51 17 シーチャリオット 牡3 内田 博幸
    50 16 アジュディミツオー 牡3 佐藤 隆
    49 15 ナイキアディライト 牡3 石崎 隆之
    48 14 キングセイバー 牡3 酒井 忍
    47 13 トーシンブリザード 牡3 石崎 隆之
    46 12 ヒノデラスタ 牡3 桑島 孝春
    45 11 オリオンザサンクス 牡3 早田 秀治
    44 10 アトミックサンダー 牡3 張田 京
    43 9 サプライズパワー 牡3 石崎 隆之
    42 8 セントリック 牡3 宮浦 正行
    41 7 ジョージタイセイ 牡3 藤村 和生
    40 6 カネショウゴールド 牡3 一ノ瀬 亨
    39 5 プレザント 牡3 桑島 孝春
    38 4 グレイドショウリ 牡3 石崎 隆之
    37 3 アポロピンク 牝3 鈴木 啓之
    36 2 アウトランセイコー 牡3 高橋 三郎
    35 平元 ロジータ 牝3 野崎 武司
    34 昭63 ウインドミル 牡3 石川 綱夫
    33 62 ジヨージレツクス 牡3 本間 茂
    32 61 ハナキオー 牡3 堀 千亜樹
    31 60 ミルコウジ 牡3 本間 茂
    30 59 キングハイセイコー 牡3 高橋 三郎
    29 58 サンオーイ 牡3 赤間 清松
    28 57 ダイシンシラユキ 牡3 田部 和廣
    27 56 スズユウ 牡3 武井 秀治
    26 55 タカフジミノル 牡3 赤間 清松
    25 54 ソウルシヤトー 牡3 赤間 清松
    24 53 ハツシバオー 牡3 宮浦 正行
    23 52 サンコーモンド 牡3 赤間 清松
    22 51 ロツキライン 牡3 角田 次男
    21 50 ゴールデンリボー 牡3 赤間 清松
    20 49 ダイエイモンド 牡3 高橋 三郎
    19 48 ヨウコウザン 牡3 岡部 正道
    18 47 トキワタイヨウ 牡3 赤間 清松
    17 46 フジプリンス 牡3 溝辺 正
    16 45 リユウトキツ 牡3 佐々木 吉郷
    15 44 ヤマノタイヨウ 牡3 田畑 勝男
    14 43 ウエルスダイバー 牡3 高橋 三郎
    13 42 ヒカルタカイ 牡3 竹山 隆
    12 41 シンオウ 牡3 高柳 恒男
    11 40 ヒガシユリ 牝3 佐々木 竹見
    10 39 パールマウンテン 牡3 大和田 五郎
    9 38 シンニツケイ 牡3 小筆 昌
    8 37 セルコール 牡3 須田 茂
    7 36 ヤグチホープ 牡3 矢熊 壽
    6 35 ダイサンコトブキ 牡3 矢熊 壽
    5 34 セイシヨウ 牡3 吉田 実
    4 33 ダイニコトブキ 牡3 須田 茂
    3 32 ハツユキ 牡3 永井 繁
    2 31 オートネ 牡3 栗田 武
    1 30 ローヤルレザー 牝3 朝倉 文四郎