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第27回 東京スプリント(JpnIII)

2016年04月06日(水) 20:10発走

コースイメージ図

スタートから3コーナーまで長い直線。さらに、ゴールまでの直線が長い外回りコースを使用します。スピード満点のコースになっています。

第27回優勝馬:コーリンベリー号

秋の東京盃(JpnⅡ)と並ぶ1,200mの交流競走です。前身の東京シティ盃から2009年にダートグレード競走へ格上げされました。名称変更後はJRA勢が7戦6勝と優位に立っており、地方馬の巻き返しに期待がかかります。<上位2頭(地方所属馬に限る)にかしわ記念およびさきたま杯の優先出走権を付与>

高橋華代子の
注目馬情報

たかはしかよこ
南関東競馬リポーター
ブログ南関魂などを更新中

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<第27回 東京スプリント(JpnIII)>

コーリンベリー
昨年のJBCスプリントとかきつばた記念を制している快速牝馬。ここ2戦とも中央のGIレースに出走してふた桁着順ですが、今回は結果を出している大井1200m戦が舞台で、改めて巻き返しを図ります。牝馬が優勝した場合、3年前のラブミーチャン以来2度目。

ダノンレジェンド
一昨年のカペラSで重賞初制覇を飾ると通算6つのタイトルホルダーに。昨年の東京スプリントは2番手からの競馬で優勝し、ここは連覇をかけての挑戦です。JBCスプリントは2着に涙を呑みましたが、悲願のJpnI獲りに向けてもここでのパフォーマンスに期待。

ブルドッグボス
中央参戦馬で最年少の4歳。ダートグレードレースに初挑戦ですが、ここまで12戦し、6勝2着3回3着2回4着1回と掲示板を外さない抜群の安定感を誇ります。520キロ前後の体から繰り出すパワフルな走りで、ダート界に新星登場なるのか注目が集まります。

サトノタイガー
2年前のJBCスプリントとカペラSで2着になるなど古巣中央勢を相手に大活躍し、この年のNARグランプリ最優秀短距離馬を受賞しました。通算タイトルは2勝。強い馬たちを相手に百戦錬磨に戦い続けているキャリアを生かし、どんな走りを見せるでしょうか。

高橋華代子の
重賞直前情報

たかはしかよこ
南関東競馬リポーター
ブログ南関魂などを更新中

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<第27回 東京スプリント(JpnIII)>
(4月4日現在)

■調教インタビュー動画はこちら[ → ]

■調教追い切り動画はこちら[ → ]

■コウギョウダグラス
*大井 松浦裕之厩舎 牡9歳
*成績 40戦13勝2着7回
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]

 大井の松浦裕之厩舎生え抜き馬で、2歳から大切にじっくりゆっくり育てられてきました。9歳になった今でも若さあふれる走りで、自慢の末脚を炸裂。

 「若い頃は調教で騎手を振り落としたこともありましたが、その時に比べれば大人しくなりました。でも、まだまだ元気だし馬は若くて、いい意味で変わらないですね。カイバも残したことがないくらいよく食べてくれます」と苦楽を共にしてきた手塚真司厩務員。

 準重賞ウインタースプリントは優勝したサトノデートナから0.1秒差の2着、前走のフジノウェーブ記念は王者ソルテの3着でした。どうしても自分で展開は作れませんが、終いは確実に脚を伸ばしてきます。「コーナーで動こうとすると意外に伸びないので、直線で手前を替えたら追い出すんですが、最後はすごく伸びてくれます。9歳になっても毎回一生懸命走ってくれていますね」(柏木健宏騎手)。

 A1馬に与えられる特例で、来年10歳になっても南関東で走ることができる権利をすでに得ています。

 前走後は5日間ほどゆっくりしてからここに向けてトレーニングを積んできて、いい意味で維持できているというのは、9歳のコウギョウダグラスにとって最大の褒め言葉でもあるでしょう。

 「この馬にはいつも教えてもらうことばかりで頑張ってくれています。条件はいいですが、相手も強くなるし、後ろから行く馬なので前をさばけるかも気になりますね。この馬の末脚を発揮できる展開になってくれれば」(松浦調教師)。

■ルックスザットキル
*大井 米田英世厩舎 牡4歳
*成績 15戦7勝2着0回
*重賞タイトル
 習志野きらっとスプリント(SIII)(2015年)
 優駿スプリント(SII)(2015年)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]

 大井生え抜き馬として、昨年の優駿スプリントと習志野きらっとスプリントをスピードあふれる走りで優勝。まだ4歳、これからのスプリント路線を担っていく存在です。

 前走の船橋記念は1番人気に推されての出走でしたが、スタートから行きっぷりが良くなく、3コーナーでは2番手に押し上げましたが、その後は後方に沈んでいき10着と大敗。結果的には鼻出血を発症していました。

 今回はから米田英世厩舎所属となりますが、馬房も変わらず、お世話をしているのもデビューから見ている元騎手の安藤守厩務員が担当。「普段は暴れたことのないくらいにどっしりしている馬です。それでも若い頃は調教でもレースでも行きたがっていましたが、今は精神的に大人になってきたと思います」(安藤厩務員)。

 ダートグレードレースへの挑戦は今回が2度目。兵庫ゴールドトロフィーは逃げて自分の競馬をしましたが、中央勢に早めに上がってこられても、最後は必死に辛抱していた姿が印象的でした。着順は10着でも、勝ち馬から1秒6差で内容は決して悲観するものではありません。これを経験にして、さらに強くなっていって欲しいと思います。

 「今回は鼻出血をした後のレースなので、ここまで順調に来ているとは聞いていますが、実際にレースで走ってみないとわからない部分はあると思います。無事に走って欲しいですね」(米田調教師)。

■サトノデートナ
*船橋 川島正一厩舎 牡8歳
*成績 41戦10勝2着3回
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]

 今年8歳になったサトノデートナ。前走のフジノウェーブ記念は中団後方からの競馬で6着に敗れました。「大外枠(8枠16番)はきつかったですね。それでも思っていたよりいい所につけられたんですが、最後は伸び切れませんでした。バテたのではなくて、反抗している感じです」とコンビを組んだ今野忠成騎手は振り返っていました。

 中央ではダートの短距離戦で4勝を挙げ、3年前の夏から南関東の仲間入りをしました。それ以降はコンスタントに走りながら、大井1200m戦の準重賞を3勝し、昨年のフジノウェーブ記念を2着、一昨年のアフター5スター賞3着と南関東同士のレースでは高いレベルで走り続けてきました。重賞タイトルまでもう少し……。

 「年齢は感じないし馬はまだ若いです。状態は変わらないですが、前よりパワーアップしている印象だし、暖かくなってきたのもいいですね。終いを生かす競馬になるとは思いますが、気難しい所のある馬なので、気持ちよく自分の走りができれば。(重賞レースでは)もうワンパンチなんですけどね……。相手は強くなりますが頑張って欲しいと思います」(川島正一調教師)。

<中央馬の顔ぶれ>

■グレープブランデー
*JRA 安田隆行 厩舎 牡8歳
*成績 33戦7勝2着5回
*重賞タイトル
 フェブラリーS(GI)(2013年)
 東海テレビ杯東海S(GII)(2013年)
 ジャパンダートダービー(JpnI)(2011年)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]

 フェブラリーSやジャパンダートダービーなど重賞3勝。3年以上勝ち星からは遠ざかっていますが惜しいパフォーマンス続きで、昨年の東京スプリントは4着。武豊騎手が初騎乗。

■コーリンベリー
*JRA 小野次郎 厩舎 牝5歳
*成績 18戦7勝2着3回
*重賞タイトル
 JBCスプリント(JpnI)(2015年)
 かきつばた記念(JpnIII)(2015年)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]

 昨年のJBCスプリントとかきつばた記念を制している快速牝馬。短距離戦で改めて巻き返しを図ります。このレースを牝馬が優勝した場合は3年前のラブミーチャン以来2度目。

■ダノンレジェンド
*JRA 村山明 厩舎 牡6歳
*成績 25戦11勝2着4回
*重賞タイトル
 黒船賞(JpnIII)(2015年・2016年)
 東京盃(JpnII)(2015年)
 クラスターC(JpnIII)(2015年)
 東京スプリント(JpnIII)(2015年)
 カペラS(GⅢ)(2014年)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]

 通算6つのタイトルホルダーで、昨年のこのレースの覇者。悲願のJBCスプリント制覇に向けても、さらにどんな強さを示していくのでしょうか。鞍上はミルコ・デムーロ騎手。

■ブルドッグボス
*JRA 西浦勝一 厩舎 牡4歳
*成績 12戦6勝2着3回
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]

 デビュー戦から抜群の安定感を誇ります。今回は重賞も地方のダートも初挑戦で、クリストフ・ルメール騎手がどうエスコートをするのでしょう。ダート界に新星登場なるのか?!

■レーザーバレット
*JRA 萩原清 厩舎 牡8歳
*成績 26戦9勝2着3回
*重賞タイトル
 兵庫ゴールドトロフィー(JpnIII)(2015年)
 テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII)(2015年)
*詳細データ[ → ]
*調教タイム[ → ]

 1400m戦のオーバルスプリントと兵庫ゴールドトロフィーの重賞勝ち馬。大井は2度目で、初登場した昨年のJBCスプリントは勝ち馬から0.6秒差の4着でした。末脚身上。

*東京スプリントの情報は、南関魂でもお伝えしていきます!

高橋華代子の
レースレポート

たかはしかよこ
南関東競馬リポーター
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<第27回 東京スプリント(JpnIII)レースレポート>

■優勝インタビュー動画はこちら[→]

 今年で27回目を迎えた東京スプリント。第1回から第19回までは東京シティ盃という名称で親しまれ、南関東を代表するスピード自慢たちが勝ち馬として名を連ねています。

 ダートグレードレースの東京スプリントに変わってからは8年目となり、すっかり様変わり。中央からの猛者たちが勝ち続け、唯一地方馬で優勝しているのは、2013年のラブミーチャン(笠松)です。

 今年も中央から強力な布陣がそろい、まるで秋のJBCスプリント(川崎1400m)を占うかのような一戦。牡馬に混ざって血気盛んな走りを見せたのは、昨年の大井競馬場で行われたJBCスプリントを牝馬で優勝したコーリンベリー(中央・小野次郎厩舎)でした。

 ここ2戦は可能性を広げて、チャンピオンズカップ(13着)やフェブラリーS(15着)に挑戦してきましたが、またこの得意の舞台に戻って危なげない走りを披露。

 満開の桜の下で快速馬たちはスタートを切っていきました。「今日は絶対にハナを切ろうとは考えていなくて、この馬のリズムで走らせようと思っていました。持ち味でもあるスタートもよかったし、そこからすんなりとハナへ行けたのもよかったかもしれません」と、コーリンベリーの手綱を取った松山弘平騎手は振り返ります。

 ダッシュがつかなかった1番人気ダノンレジェンドの姿が大型ビジョンに移ると、観客席からどよめきが……。

 それを尻目にコーリンベリーは抜群のダッシュ力で先頭に立って軽快に進めていくと、大井の期待の星ルックスザットキルも楽な手応えで2番手を追走。そのままこの2頭主導で進めていきましたが、最後の直線ではコーリンベリーが後続をグンと突き放しました。

 「前半少し楽ができた分、最後の脚もしっかりたまっていました。スピードは一番ですが、追ってからの反応もよかったので力強い競馬でしたね」(松山騎手)。コーリンベリーは1分11秒4(やや重)で駆け、3番手から2着に脚を伸ばした武豊騎手のグレープブランデーに2馬身半差。3着には35秒4の一番の上がりを繰り出したダノンレジェンドが入りました。

 コーリンベリーはラブミーチャン以来となる3年ぶり2度目の牝馬での優勝。強豪牡馬たちを一蹴し、最大目標でもあるJBCスプリント(川崎1400m)に向けても視界良好と言えるでしょう。今後は6月1日のさきたま杯(浦和・1400m)に出走するプランもあるそうです。


 一方、地方の最先着は5着のルックスザットキル(大井・米田英世厩舎)でした。ゴールデンコンビの早田功駿騎手を背に道中は2番手につけていき、4コーナーを回ったところではもしかして……と夢を抱かせてくれた見せ場たっぷりの内容。


 「今日は理想通りの競馬ができました。一瞬いいなって感じたんですが、4コーナーを過ぎた時に、コーリンベリーとのエンジンが違いました。手応えもよくて最後まで粘ってくれたんですが、体がしっかりしてくればもっとよくなると思います。(マイナス19キロは)意識して絞った訳ではなく、自然に。動きに問題はなかったし、このくらいが合いますね」(早田騎手)。

 今回は鼻出血後の初戦だったので、厩舎サイドも控え目な部分はありましたが、終わってみればさらにパワーアップしているかのような走りを見せてくれました。ダートグレードレース3回目の挑戦で、明るい希望を抱かせてくれる内容。大井短距離界の貴公子ルックスザットキルが、この路線でどんな存在感を示していくことになるのでしょうか。


<他陣営のコメント>

2着 グレープブランデー 武豊騎手
「スタートもよくてコーリンベリーの後ろにつける絶好の展開になりましたが58キロだったので」

3着 ダノンレジェンド ミルコ・デムーロ騎手
「スタートがよくなかったし、砂を被ると嫌がるので前に行けないと難しいです。それでも最後は伸びてくれました」

4着 ブルドックボス クリストフ・ルメ-ル騎手
「ナイターも地方競馬も初めてなので、コーナーでちょっとビックリしていました。中央ではラスト200mは瞬発力を使いますが、今日はあまりなかったです。メンバーも強かったし、もう少し経験がいりますね」

5着 ルックスザットキル 上記をご参照ください。

6着 レーザーバレット 戸崎圭太騎手
「前残りの展開だったし、手応えはよかったのでもっと前に出していってもよかったかもしれません」

7着 セイントメモリー 本橋孝太騎手
「ブリンカー効果なのかはわからないですが、今日の走りはよかったです。返し馬から行く気になっていて、スタートから違ったし、道中砂をかぶってもひるみませんでした。最後も外に出したら伸びてくれました」

8着 スクワドロン 永森大智騎手
「スタートは思っているほど遅れなかったし、中央の強い馬の後ろに構えられて位置取りはよかったです。手応えはずっとあったのですが前は止まりませんでした」

9着 サトノデートナ 今野忠成騎手
「囲まれると反応があまりよくなかったので、気難しさが出たかもしれません。枠は外の方が持ち味は生きそうだし、もっと走れる馬です」

10着 ファイヤープリンス 小久保智調教師
「走りはよかったです。南関東同士の1200m、1400m戦ならもっといいところがあると思いますよ。速いペースになってくれた方が持ち味は生きますね」

11着 メジャーアスリート 和田譲治騎手
「道中の走りはよかったですが相手は強かったですね」

12着 ゴーディー 赤嶺本浩調教師
「3、4番手くらいには行けるかなと思ったんですが……この馬なりには走っていると思います」

13着 トーセンアレス 赤岡修次騎手
「1200m戦は使ったことがなかったのでどのくらい行けるかなと思っていました。スタートはよかったですが、二の脚から周りが速かったです。乗った感じは年齢を感じさせないし、走る馬だと思います。この距離は忙しいですが、今回かなり気合いをつけたので1400mや1600m戦で面白そうです」

14着 コウギョウダグラス 柏木健宏騎手
「いつもは最後の直線で大外から脚を伸ばしてきますが、今回は外に行けなくて、久しぶりに内に突っ込んだから伸びませんでした」

15着 タッチデュール 山中輝久調教師
「相手が強かったですね。この後はマリーンカップ、しらさぎ賞を目指していきたいです」

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回数 施行年 馬名 性・年齢 騎手
27 28 コーリンベリー 牝5 松山 弘平
26 27 ダノンレジェンド 牡5 丸田 恭介
25 26 ノーザンリバー 牡6 蛯名 正義
24 25 ラブミーチャン 牝6 戸崎 圭太
23 24 セイクリムズン 牡6 岩田 康誠
22 23 セレスハント 牡6 福永 祐一
21 22 スーニ 牡4 川田 将雅
20 21 ゼンノパルテノン 牡7 内田 博幸
19 21 フジノウェーブ 牡7 御神本 訓史
18 20 ベルモントストーム 牡7 石崎 隆之
17 19 フジノウェーブ 牡5 御神本 訓史
16 18 ベルモントファラオ 牡7 御神本 訓史
15 17 ブルーローレンス 牡4 的場 文男
14 16 ブラウンシャトレー 牡7 張田 京
13 15 ハタノアドニス 牡7 内田 博幸
12 14 フレアリングマズル 牡4 的場 文男
11 13 サプライズパワー 牡7 石崎 隆之
10 12 アローセプテンバー 牡5 左海 誠二
9 11 カガヤキローマン 牡6 森下  博
8 10 セントリック 牡5 宮浦 正行
7 9 アマゾンオペラ 牡6 石崎 隆之
6 8 ヒカリルーファス 牡4 早田 秀治
5 7 ブルーファミリー 牡5 早田 秀治
4 6 ハナセール 牡6 高橋 三郎
3 5 ウエルテンション 牡5 久保田信之
2 4 テツノヒリユウ 牡9 鷹見  浩
1 3 ダイコウガルダン 牡6 早田 秀治