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第10回大井競馬の開催について

特別区競馬組合は、本日8月28日(火)、馬インフルエンザウイルスの感染拡大を防止する観点から、第10回大井競馬開催を、小林分厩舎を含む大井競馬場所属馬で実施することを決定しました(浦和・船橋・川崎競馬場所属馬は、本開催は出走しません)。なお、実施にあたり、昨日8月27日(月)に行った出走予定馬を決定する馬検査の結果、及び大井競馬場全所属馬(小林分厩舎を含む)の馬インフルエンザウイルス簡易検査結果を踏まえ、第10回大井競馬開催は当初6日間でしたが、1日削減し5日間とします。

≪第10回大井競馬開催日程≫

変更後 9月3日(月)、4日(火)、5日(水)、6日(木)、7日(金) 計5日間

変更前 9月2日(日)、3日(月)、4日(火)、5日(水)、6日(木)、7日(金) 計6日間



また、競馬の公正を確保する観点から、馬インフルエンザウイルス陽性馬の出走を防ぐため、8月31日(金)に大井競馬場および小林分厩舎在厩馬全頭の簡易検査を行います。さらに、競走当日は、出走予定馬全頭の簡易検査を行います。(8月31日の全頭検査結果によっては、開催について、更に変更することもあります。その場合は、改めてお知らせしますのでご了承ください。)

なお、このような状況から、9月5日(水)に実施予定の重賞「アフター5スター賞(SⅢ)」は、今開催では実施しません。


【大井競馬 馬インフルエンザの対応経緯】

23日検査頭数20頭、 陽性馬4頭、発熱馬1頭
24日検査頭数676頭、 陽性馬91頭、発熱馬1頭(大井競馬全在厩馬)
25日検査頭数2頭、 陽性馬0頭(発熱馬の検査)
26日検査頭数7頭、 陽性馬4頭(発熱馬の検査)
27日検査頭数176頭、 陽性馬4頭、発熱馬0頭(小林分厩舎全在厩馬)
27日検査頭数4頭、 陽性馬2頭(発熱馬の検査)
28日検査頭数3頭、 陽性馬1頭(発熱馬の検査)
累計陽性馬106頭


大井競馬場において、インフルエンザウイルスの感染源の特定は困難を極めています。しかしながら、現在、日本の競走馬にはインフルエンザワクチン接種が義務付けられていることもあり、感染しても発症しないケースが多く、発症した場合も、その症状は比較的に軽度なものがほとんどです。また、競走馬が陽性であっても発症していなければ、体調面に問題がないことが、大井競馬所属馬の検査等でも確認されています。このように、36年前に大流行した当時のような感染拡大の脅威はありません。したがって、上記のとおり、適時、検査により出走予定馬が陰性であることを出走前に確認できるため、公正な競馬ができると判断しました。


ファンの皆様には、ご心配とご迷惑をお掛けいたしますが、何卒、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。(イベント等の変更については、改めてお知らせします。)