分析レポート

Analysis Report

第2回
ブリリアントカップ(SIII)
2019年04月9日(火) 20:10発走

第2回優勝馬:キャプテンキング号

レース情報

ブリリアントカップは、前走の着順や脚質などが重要!

  • 平成29年までは準重賞として実施。この期間を含む過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 平成24年までは大井ダ1,800mで実施
  • 平成25年から平成29年、ならびに第1回(平成30年)までは大井ダ2,000mで実施
  • 記録は平成31年3月20日時点

2番人気以内の馬は堅実

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、2番人気以内の馬は[7-2-4-7]で3着内率が65.0%、3~8番人気の馬は[3-8-5-44]で3着内率が26.7%、9番人気以下の馬は[0-0-1-61]で3着内率が1.6%となっている。上位人気馬が強いうえ、極端に前評判が低い馬の好走例は多くないレースだ。

3着以内馬の大半は「大井」所属馬

【所属別成績】(過去10年)

所属別成績を見ると、「浦和」の馬は[1-2-0-22](3着内率12.0%)、「船橋」の馬は[2-1-3-21](3着内率22.2%)、「大井」の馬は[6-7-7-60](3着内率25.0%)、「川崎」の馬は[1-0-0-9](3着内率10.0%)となっている。3着以内馬の数が多く、3着内率も比較的高い「大井」所属馬が中心と言えるだろう。

極端な高齢馬は割り引きが必要

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、7歳以下の馬は[8-10-8-73]で3着内率が26.3%、8歳以上の馬は[2-0-2-39]で3着内率が9.3%となっている。極端な高齢馬は評価を下げるべきかもしれない。

前走好走馬が強い

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、6着以内の馬は[10-10-8-49]で3着内率が36.4%、7着以下の馬は[0-0-2-63]で3着内率が3.1%となっている。大敗直後の馬は過信禁物と見ておいた方が良さそうだ。

近年は馬格のある馬が優勢

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、490kg未満の馬は[3-2-3-40]で3着内率が16.7%、490kg以上の馬は[7-8-7-72]で3着内率が23.4%となっている。ただし、平成25年以降の過去6年に限ると、490kg未満の馬は[0-1-2-22]と優勝例がなく、3着内率も12.0%どまりである。近年の傾向を重視するならば、馬格がある馬を高く評価すべきだろう。

前走の最終コーナー通過順に注目

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、8番手以内の馬は[9-9-9-70]で3着内率が27.8%、9番手以下の馬は[1-1-1-42]で3着内率が6.7%となっている。前走で後方からレースを進めていた馬は、上位争いに食い込む可能性が低いと見るべきかもしれない。