分析レポート

Analysis Report

第22回
TCK女王盃(JpnIII)
2019年01月23日(水) 16:10発走

第22回優勝馬:ビスカリア号

レース情報

TCK女王盃は、臨戦過程や馬格が重要!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は平成30年12月31日時点

「1番人気」の馬が強い

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、「1番人気」の馬は[4-3-2-1](3着内率90.0%)と非常に堅実だ。ちなみに、昨年の第21回(平成30年)こそ単勝「1番人気」のプリンシアコメータが6着に敗れたものの、第9回(平成18年)から第20回(平成29年)までは単勝「1番人気」の馬が12年連続で3着以内に好走している。まずは前評判がもっとも高い馬に注目すべきかもしれない。

前走も「1,800m」のレースだった馬が中心

【前走の距離別成績】(過去10年)

前走の距離別成績を見ると、「1,800m未満」の馬は[2-1-5-53](3着内率13.1%)、「1,800m」の馬は[7-7-4-25](3着内率41.9%)、「1,800m超」の馬は[1-2-1-19](3着内率17.4%)となっている。前走も今回と同じ距離のレースだった馬を重視すべきだろう。

近年は外枠有利

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、3着内率が30.0%を超えているのは「3枠」「6枠」「7枠」だけだ。なお、第17回(平成26年)以降の過去5年に限ると、1~5枠の馬は[1-3-0-26](3着内率13.3%)、6~8枠の馬は[4-2-5-15](3着内率42.3%)となっている。近年の傾向を考えると、外枠有利なレースと見ておいた方が良いかもしれない。

前走が多頭数のレースだった馬に注目

【前走の出走頭数別成績】(過去10年)

前走の出走頭数別成績を見ると、12頭以下だった馬は[1-0-1-30](3着内率6.3%)、13頭以上だった馬は[9-10-9-67](3着内率29.5%)となっている。ちなみに、第17回(平成26年)以降の過去5年に限ると、14頭以下だった馬は[0-2-3-28](3着内率15.2%)、15頭以上だった馬は[5-3-2-13](3着内率43.5%)である。臨戦過程を比較する際は、前走が多頭数のレースだった馬を高く評価すべきだろう。

馬格のある馬は信頼できる

【前走の馬体重区分別成績】(過去10年)

前走の馬体重区分別成績を見ると、500kg未満だった馬は[5-6-6-87](3着内率16.3%)、500kg以上だった馬は[5-4-4-10](3着内率56.5%)となっている。馬格のある馬は上位争いに食い込んでくる可能性が高いようだ。

前走の最終コーナー通過順がポイント

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去10年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、「1番手」だった馬の3着内率が61.5%に達している。今年も前走の最終コーナーを先頭で通過した馬がいたらぜひ注目してみたい。一方、前走の最終コーナー通過順が9番手以下だった馬は[0-0-1-24](3着内率4.0%)である。極端に先行力が低い馬は過信禁物と見るべきだろう。