東京盃は、馬齢や馬格に注目！

• 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
• 記録は平成30年9月19日時点

4番人気以内の馬が中心

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-8-8-16]（3着内率60.0％）、5番人気以下の馬は[2-2-2-101]（3着内率5.6％）となっている。単勝1～4番人気の上位人気馬が強いレースと言えそうだ。

優勢なのは「JRA」所属馬だが……

所属別成績を見ると、「地方」の馬は[3-4-1-90]（3着内率8.2％）、「JRA」の馬は[7-6-9-27]（3着内率44.9％）となっている。好走率には大きな差があるものの、昨年の第51回（平成29年）で船橋所属のキタサンミカヅキが1着、浦和所属のブルドッグボスが2着となったように、「地方」所属馬が上位に食い込んだ例も決して少なくない。

「5歳」や「6歳」の馬が好成績

馬齢別成績を見ると、4歳以下の馬は[0-3-1-24]（3着内率14.3％）、5～6歳の馬は[8-4-7-40]（3着内率32.2％）、7歳以上の馬は[2-3-2-53]（3着内率11.7％）となっている。まずは「5歳」や「6歳」の馬に注目すべきだろう。

前走好走馬が強い

前走の着順別成績を見ると、2着以内の馬は[7-5-8-33]（3着内率37.7％）、3～5着の馬は[3-3-2-38]（3着内率17.4％）、6着以下の馬は[0-2-0-46]（3着内率4.2％）となっている。前走の着順が良かった馬ほど信頼できるようだ。

前走で上位人気に推されていた馬は堅実

前走の単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬は[8-8-10-53]（3着内率32.9％）、5番人気以下の馬は[2-2-0-64]（3着内率5.9％）となっている。臨戦過程を比較する際は、前走の時点における人気もチェックしておきたい。

馬格のない馬は不振

前走の馬体重別成績を見ると、480kg未満の馬は[1-1-2-37]（3着内率9.8％）、480kg以上の馬は[9-9-8-79]（3着内率24.8％）となっている。ちなみに、第44回（平成22年）以降の過去8年に限ると、480kg未満の馬は[1-0-0-27]（3着内率3.6％）、480kg以上の馬は[7-8-8-64]（3着内率26.4％）である。馬格のない馬はやや評価を下げるべきだろう。