分析レポート

Analysis Report

第39回
サンタアニタトロフィー(SIII)
2018年08月1日(水) 20:10発走

第39回優勝馬:ヒガシウィルウィン号

レース情報

サンタアニタトロフィーは、枠順や馬齢がポイント!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第32回(平成23年)は大井ダ1,800mで実施
  • 第32回(平成23年)は国際招待競走、別定競走として実施
  • 記録は平成29年7月11日時点

上位人気の馬ほど好成績

【単勝人気順別成績】(過去10年)

単勝人気順別成績を見ると、1~2番人気の馬は[4-6-2-8](3着内率60.0%)、3~6番人気の馬は[6-3-3-28](3着内率30.0%)、7~10番人気の馬は[0-1-5-34](3着内率15.0%)、11番人気以下の馬は[0-0-0-52](3着内率0.0%)となっている。伏兵の台頭も決して珍しくはないレースだが、7番人気以下の馬は優勝例がなく、11番人気以下の馬は3着以内となった例もないので注意したい。

56.5kg以上の負担重量を課された実績馬が中心

【負担重量別成績】(過去10年)

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、負担重量が「56.5kg以上」である。ちなみに、負担重量が「56.0kg以下」だった馬は[3-3-1-55](3着内率11.3%)、「56.5kg以上」だった馬は[7-7-9-67](3着内率25.6%)と、好走率の差も大きい。実績などに応じた負担重量を課されるハンデキャップ競走だが、基本的には負担重量の重い馬を重視すべきだろう。

近年は内寄りの枠に入った馬が優勢

【枠番別成績】(過去10年)

枠番別成績を見ると、もっとも3着内率が高いのは「4枠」、2番目に高いのは「6枠」である。ただし、第34回(平成25年)以降の過去5年に限ると、1~3枠の馬は[5-2-1-20](3着内率28.6%)、4~5枠の馬は[0-1-3-16](3着内率20.0%)、6~8枠の馬は[0-2-1-26](3着内率10.3%)となっている。近年の傾向からは、内枠有利、外枠不利なレースと言えそうだ。

4歳以下、8歳以上の馬はやや不振

【馬齢別成績】(過去10年)

馬齢別成績を見ると、もっとも3着内率が高いのは「5歳」、2番目に高いのは「9歳」、3番目に高いのは「4歳」である。ただし、第34回(平成25年)以降の過去5年に限ると、4歳以下の馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)、5~7歳の馬は[4-5-3-32](3着内率27.3%)、8歳以上の馬は[1-0-2-24](3着内率11.1%)となっている。近年の傾向を重視するならば、5~7歳の馬を高く評価すべきだろう。

このレースと相性の良い的場文男騎手が2連勝中

【騎手別成績】(過去10年)

騎手別成績を見ると、的場文男騎手が3着内率75.0%と非常に優秀な成績を収めている。特にここ2年は第37回(平成28年)、第38回(平成29年)と連勝を果たしているので、今年も出走してきたらぜひ注目してみたい。

前走を勝ち切った馬は信頼できる

【前走の着順別成績】(過去10年)

前走の着順別成績を見ると、「1着」だった馬が3着内率37.5%と優秀な成績を収めている。ちなみに、2~8着の馬は[4-6-7-67](3着内率20.2%)だったものの、9着以下の馬は[0-0-1-35](3着内率2.8%)なので評価を下げた方が良さそうだ。