分析レポート

Analysis Report

第8回
優駿スプリント(SII)
2018年06月26日(火) 20:10発走

第8回優勝馬:クルセイズスピリツ号

レース情報

優駿スプリントは、枠順や脚質が明暗を分けそう!

  • 平成23年に新設。過去7年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第1回(平成23年)から第4回まではSIIIとして実施
  • 記録は平成30年6月6日時点

4番人気以内の馬が中心

【単勝人気順別成績】(過去7年)

単勝人気順別成績を見ると、4番人気以内の馬が[6-6-3-13](3着内率53.6%)なのに対し、5番人気以下の馬は[1-1-4-76](3着内率7.3%)と苦戦している。まずは前評判の高い馬に注目したいところだ。

「牝」馬の好走例も少なくはないが……

【性別成績】(過去7年)

性別成績を見ると、「牡」が[4-4-7-51](3着内率22.7%)、「セン」が[0-0-0-1](3着内率0.0%)、「牝」が[3-3-0-37](3着内率14.0%)となっている。ただし、第4回以降の過去4年に限ると、「牡」が[4-3-4-32](3着内率25.6%)なのに対し、「牝」は[0-1-0-18](3着内率5.3%)とあまり上位争いに食い込めていない(「セン」は出走なし)。近年の傾向を重視するならば、「牝」馬は評価を下げるべきだろう。

内外極端な枠に入った馬が不振

【枠番別成績】(過去7年)

枠番別成績を見ると、1~2枠が[3-0-1-24](3着内率14.3%)、3~6枠が[4-7-4-39](3着内率27.8%)、7~8枠が[0-0-2-26](3着内率7.1%)となっている。未だに連対例のない7~8枠はもちろん、やや好走率の低い1~2枠に入った馬も過信禁物と見ておいた方が良さそうだ。

前走の着順を素直に評価したい

【前走の着順別成績】(過去7年)

前走の着順別成績を見ると、「1着」の馬が[3-4-2-16](3着内率36.0%)、2~4着の馬が[2-2-2-22](3着内率21.4%)、5着以下の馬が[2-1-3-51](3着内率10.5%)となっている。前走の着順が良い馬ほど信頼できるレースと言えるだろう。

前走で先行していた馬は信頼できる

【前走の最終コーナー通過順別成績】(過去7年)

前走の最終コーナー通過順別成績を見ると、5番手以内の馬が[5-7-3-43](3着内率25.9%)、6番手以下の馬が[2-0-4-46](3着内率11.5%)となっている。なお、第4回以降の過去4年に限ると、5番手以内の馬は[4-4-2-22](3着内率31.3%)、6番手以下の馬は[0-0-2-28](3着内率6.7%)である。近年の傾向からも、前走で先行していた馬を重視したい。

“優駿スプリントトライアル”の結果にも注目

【“優駿スプリントトライアル”における着順別成績】(過去7年)
※「開催なし」は同年に“優駿スプリントトライアル”が施行されなかった第1回の全出走馬

平成24年から施行されている“優駿スプリントトライアル”における着順別成績を見ると、「1着」だった馬は5頭中4頭が連対を果たしている。一方「5着以下」だった馬は3着内率4.0%と苦戦しているので、評価を下げた方が良さそうだ。