分析レポート

Analysis Report

第50回
ハイセイコー記念(SII)
2017年11月1日(水) 20:10発走

第50回優勝馬:ハセノパイロ号

レース情報

ハイセイコー記念は、臨戦過程を重視したい一戦!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 記録は平成29年10月1日時点

1~3番人気に推された馬は安定感あり

【単勝人気順別成績】(過去10年)
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単勝人気順別成績を見ると、単勝「2番人気」の馬が3着内率70.0%、単勝「1番人気」「3番人気」の馬が3着内率60.0%と、それぞれ優秀な成績を収めていた。一方、単勝「6番人気以下」だった馬は3着内率が5.2%にとどまっている。前評判が高い馬はそれなりに信頼できるようだ。

どちらかと言えば外枠有利

【枠番別成績】(過去10年)
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枠番別成績を見ると、3着内率のトップ3は「5枠」「7枠」「8枠」だった。なお、1~4枠の総合成績は[2-5-2-59]で3着内率13.2%、5~8枠の総合成績は[8-5-8-57]で3着内率26.9%となっている。基本的には外寄りの枠に入った馬を重視すべきレースと言えるだろう。

「船橋」所属馬が好成績

【所属別成績】(過去10年)
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所属別成績を見ると、「船橋」所属の馬が3着内率44.0%と非常に優秀な成績を収めていた。出走数が少ないこともあり、3着以内馬の数は11頭どまりで「大井」の16頭を下回っているが、出走してきたらぜひ注目してみたい。

“ゴールドジュニアー”組の扱いに注意

【“ゴールドジュニアー”における着順別成績】(過去10年)
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“ゴールドジュニアー”における着順別成績を見ると、「1着」だった馬が3着内率50.0%と優秀な成績を収めており、「2着」「3着」だった馬の3着内率も「不出走」だった馬の3着内率を上回っていた。主要な前哨戦である“ゴールドジュニアー”の上位馬は、このハイセイコー記念でも上位に食い込む可能性が高いようだ。ただし、第45回以降の過去5年に限ると、“ゴールドジュニアー”における着順が2着以内だった馬は[0-0-0-6](3着内率0.0%)とすべて4着以下に敗れている。近年の傾向を重視するなら、“ゴールドジュニアー”の上位馬はむしろ過信禁物と見るべきだろう。

連対馬の大半は前走の距離が「1,600m」

【前走の距離別成績】(過去10年)
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過去10年の連対馬20頭中、半数近くにあたる9頭は、前走の距離が「1,600m」だった。ちなみに、第45回以降の過去5年に限ると、前走の距離が「1,600m」だった馬は連対馬10頭のうち6頭を、3着以内馬15頭のうち8頭を占めている。近年の傾向を考えても、臨戦過程を比較する際は、前走が今回と同じ「1,600m」のレースだった馬を重視したいところだ。