分析レポート

Analysis Report

第40回
帝王賞(JpnI)
2017年06月28日(水) 20:05発走

第39回優勝馬:コパノリッキー号

レース情報

帝王賞は人気の中心となっている実績馬に注目!

  • 過去10年の結果から、レースの傾向を分析
  • 第30回(平成19年)からダートグレード競走の格付け表記を変更(一部競走が「G」から「Jpn」に)
  • 記録は平成29年6月9日時点

「1番人気」は連対率9割、「6番人気以下」は連対なし

【単勝人気順別成績】(過去10年)
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単勝人気順別成績を見ると、単勝「1番人気」の馬が勝率40.0%、連対率90.0%と非常に優秀な成績を収めていた。3着以下に敗れたのは第33回のサクセスブロッケン(8着)のみである。一方、単勝「6番人気以下」だった馬は連対例がなく、3着となったのも第33回のボンネビルレコード(単勝9番人気)だけだ。前評判の高い馬、特に単勝「1番人気」馬が信頼できるレースと言えるだろう。

近年は特に6歳以下の若い馬が優勢

【馬齢別成績】(過去10年)
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馬齢別成績を見ると、勝率、連対率、3着内率ともに「4歳」がトップ、「6歳」が2位、「5歳」が3位だった。なお、第34回以降の過去6回に限ると、6歳以下の馬が[5-5-4-21](3着内率40.0%)と安定しているのに対し、7歳以上の馬は[1-1-2-32](3着内率11.1%)と苦戦している。世代が異なる馬を比較する際は、6歳以下の若い馬を高く評価したい。

「武豊」騎手、「幸英明」騎手らが好成績

【騎手別成績】(過去10年)
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騎手別成績を見ると、3着以内となった回数が複数あるのは「佐藤哲三」騎手、「武豊」騎手、「戸崎圭太」騎手、「的場文男」騎手、「幸英明」騎手の5騎手だった。なお、このうち「佐藤哲三」騎手の3着以内2回はいずれもエスポワールシチーに騎乗した際のもの、「戸崎圭太」騎手の3着以内3回はすべてフリオーソに騎乗した際のもの、「的場文男」騎手の3着以内4回はすべてボンネビルレコードに騎乗した際のものだが、「武豊」騎手はヴァーミリアン、クリソライト、コパノリッキー、スマートファルコン、ワンダーアキュートの5頭で、「幸英明」騎手はブルーコンコルドとホッコータルマエの2頭で3着以内となっている。今年もこれらのジョッキーが参戦してきたら要注目だ。

馬格のない馬は割り引きが必要

【馬体重別成績】(過去10年)
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過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、馬体重が「490kg以上」で3着内率は28.1%だった。一方「490kg未満」だった馬は3着内率13.5%とやや苦戦している。昨年の第39回こそ馬体重453kgのノンコノユメが2着に、馬体重475kgのサウンドトゥルーが3着に好走したものの、基本的には馬格がある馬を重視すべきだろう。

3着以内馬の大半は「JRA」所属

【所属別成績】(過去10年)
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過去10年の3着以内馬30頭中24頭は「JRA」所属の馬だった。該当馬は3着内率44.4%と好走率も非常に高い。一方、「大井」「浦和」「川崎」や「その他」の地方所属馬は連対例がなく、「船橋」所属で連対を果たしたのも第31回、第32回、第33回のフリオーソだけである。今年もまずは「JRA」所属馬に注目したいところだ。

“前年の東京大賞典”で善戦していた馬は信頼できる

【“前年の東京大賞典”における着順別成績】(過去10年)
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過去10年の3着以内馬30頭中18頭は、“前年の東京大賞典”で「8着以内」に好走していた馬だった。該当馬は3着内率52.9%と好走率も優秀だ。帝王賞と同じダートグレード競走のJpnI、かつ大井2000mで施行されているレースだけに、今年も昨年末の第62回東京大賞典で善戦した馬はしっかりとマークしておきたい。

“同年のかしわ記念”で5着以内となった馬は堅実

【“同年のかしわ記念”における着順別成績】(過去10年)
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過去10年の3着以内馬30頭中18頭は、“同年のかしわ記念”で「5着以内」に好走していた馬だった。該当馬は3着内率69.2%と好走率も非常に高い。かしわ記念は距離こそ1600mだが、帝王賞と同じダートグレード競走のJpnI、かつ近い時期に行われるレースということもあって、関連性の強い前哨戦と言える。

ビッグレースにおける実績がポイント

【“ダートグレード競走のGI・JpnI”における最高着順別成績】(過去10年)
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過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、“ダートグレード競走のGI・JpnI”で「1着」となった経験のある馬だった。また、残る5頭のうち、第30回1着のボンネビルレコード、第34回3着のバーディバーディ、第37回3着のソリタリーキングは、いずれも“ダートグレード競走のGI・JpnI”で3着となった経験のある馬だ。一方“ダートグレード競走のGI・JpnI”で3着以内となった経験がなかったにもかかわらず3着以内に好走したのは、出走経験すらなかった第31回3着のコウエイノホシ、最高着順が7着だった第35回1着のゴルトブリッツだけである。今年も、過去にビッグレースで上位を争った経験がある実績馬に注目してみよう。