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東京大賞典
第51回優勝馬:アジュディミツオー号
全国各地で繰り広げられてきた、ダートグレード戦線の総決算。過去の優勝馬には、その時代を代表する名馬がズラリと並ぶ、まさにダートのグランプリレースです。全国から実力馬が集まり、年内最後のGIタイトル獲得を目指してハイレベルな戦いを繰り広げます。
出馬表 レース結果 Online LIVE!
レースの見どころ レースレポート 歴代優勝馬
中村義則のレース見どころ なかむらよしのり
グリーンチャンネル「全国競馬便り」のゲスト解説、
地方競馬専門誌「ハロン」、TCKでの予想コラムなどでおなじみ。
<東京大賞典(GI)>
 国内で行われる年内最後のGIレース、東京大賞典。全国各地で繰り広げられたダートグレード戦線での活躍馬が一堂に会し、ビッグタイトルを競うグランプリレースです。

 今年で51回の歴史を数える伝統の一戦ですが、以前は南関東所属馬の王者決定戦として親しまれ、平成7年からJRAや他地区の所属馬が参戦するようになりました。それ以降はJRA所属馬が7勝と一歩リードしていますが、平成11年には地方所属馬が上位3着までを独占するなど、地方競馬を代表する実力馬たちが意地とプライドを発揮する場でもあります。

 昨年も伸び盛りの3歳馬アジュディミツオー(船橋)が、歴戦の古馬相手に見事な逃げ切り勝ちを収め、地方競馬所属馬の底力をアピールしました。今年も年末の大一番に相応しい豪華なメンバーが勢揃いして、寒さを吹き飛ばす熱い戦いが期待できそうです。


<今年の注目馬>
 今年の古馬ダート戦線で大活躍したタイムパラドックス(JRA)が、ダートGI年間4勝の新記録に挑みます(ダートグレード競走導入後)。TCKコースは昨年まで3戦未勝利でしたが、今夏に帝王賞を快勝して不安を完全に払拭しました。後続を大きく離して勝つ派手さはありませんが、自らの持てる力を存分に発揮するタイプで、記録達成に向けて大きな死角はありません。

 レコード決着のJCダートで惜しくもハナ差及ばず、今年4度目のGI2着に泣いたシーキングザダイヤ(JRA)が、悲願のGI初制覇に挑みます。TCKへの参戦は初めてですが、遠征経験の豊富な馬だけに心配は無用でしょう。差して届かず、先行して差されるレースが続いているだけに、タイトル獲得には思い切った作戦が必要かもしれません。

 ダート界の新星として大きな期待を集めているのが、強い3歳世代を代表するヴァーミリアン(JRA)です。10月からダート路線に転向して2戦2勝、前走の浦和記念は初の地方コースも苦にせず、鋭い瞬発力を発揮してダート適性の高さを見せつけました。トップクラスとのレベル差は未知数ですが、上昇中の勢いで一気のGI奪取を狙います。(出走を回避しました)

 南関東所属馬からは、アジュディミツオー(船橋)が古馬の代表として参戦します。10着に敗れたJCダートなど、ドバイ遠征から復帰後の3戦は復調途上を思わせるレースが続いていますが、今回の舞台は最も得意としているTCKの2000mです。完全復活で1年ぶりの勝利を挙げれば、過去50年の歴史で史上初の大賞典連覇になります。

 そして南関東の3歳馬を代表するのが、二冠馬のシーチャリオット(船橋)です。無念の骨折休養から約半年、復帰戦に選択した京成盃グランドマイラーズでは砂を被る展開で折り合いを欠き、直線での伸び脚も一息でした。2歳時に心配された気性の難しさが再び顔を見せた形ですが、実戦を一度経験した今回は本来の力を発揮してくれると思います。

2005.12.14 中村 義則
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