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なかむらよしのり
グリーンチャンネル「全国競馬便り」のゲスト解説、
地方競馬専門誌「ハロン」、TCKでの予想コラムなどでおなじみ。 |
<東京ダービー(G1)>
羽田盃に続く南関東クラシックロードの第二関門、東京ダービー(G1)。一生に一度の晴れ舞台に集った16頭が、南関東3歳チャンピオンの座を競いました。
羽田盃で圧倒的な強さを発揮したシーチャリオットが、ダービーの舞台でどんな走りを見せてくれるのか、今年はこの一点にファンの目が注がれるレースになりました。デビューから6戦5勝、レースを重ねるごとにスケールを増している印象があり、二冠制覇へ向けて大きな死角は見当たりません。大きく離れた2番人気には、羽田盃3着のマズルブラストが推されました。スタートで後手を踏んだ羽田盃は中団から鋭い末脚を発揮しましたが、今回は好位をキープする作戦でチャンスを待ちます。続く3番人気は、羽田盃2着のメイプルエイトでした。絶妙な逃げでシーチャリオットに食い下がった羽田盃と同様、軽快な先行力を生かして粘りこみを図ります。以下は悲願のダービー制覇を狙う的場文男騎手のボンネビルレコード、別路線のクラウンカップ勝ち馬ブラウンコマンダーなどが上位の人気を集めました。
ゲートが開くと16頭が揃って飛び出しますが、内から好スタートを切ったトウケイファイヤーが先頭を奪います。1馬身差でメイプルエイトが続き、直後の内にマズルブラスト、外にガイアヘッド、その後方をシーチャリオットが追走します。それをマークするように最内にボンネビルレコード、堅実な差し脚が武器のブラウンコマンダーは後方を進んで1コーナーに入ります。
2コーナーから向正面に入っても先頭のトウケイファイヤーはマイペースの逃げで先導し、その直後をメイプルエイトとマズルブラストが追走します。馬群に入って砂を被る展開になったシーチャリオットは5〜6番手を進みますが、3コーナーで手応え抜群のメイプルエイトが先頭に並び、インコースからマズルブラスト、外からはサウンドイモンなども先頭に迫って馬群が一気に固まります。同様にシーチャリオットも内田博幸騎手が手を動かし、徐々にペースアップして追撃態勢に入りました。
4コーナーを回って直線に入ると、メイプルエイトが粘るトウケイファイヤーを交わして抜け出しを図りますが、前が開いたシーチャリオットが外から弾けるような伸び脚を繰り出すと、並ぶ間もなく他馬を置き去りにして先頭に立ちます。内からマズルブラスト、外からはボンネビルレコードやブラウンコマンダーも懸命に追いますが、シーチャリオットは楽々と後続を突き放して4馬身差の完勝で二冠制覇を達成しました。好位から完璧なレースを見せたメイプルエイトが2着、1馬身半差の3着にはマズルブラストが入り、上位の3頭は羽田盃と全く同じ着順になりました。最後の伸び脚が光ったボンネビルレコードは4着、外を伸びたブラウンコマンダーが5着でした。
80%を超える単勝支持率を記録し、ダービー史上最高の圧倒的な人気に応えたシーチャリオットは、3コーナーで内に包まれる難しい流れにも落ち着いて対応し、改めてその能力の高さを示しました。次走のジャパンダートダービーでJRA所属の強豪を迎え撃つことになりますが、馬群に入れて砂を被るレースを経験したことは、クラシック三冠制覇へ向けて大きな糧になることでしょう。また内田博幸騎手は、この日達成した地方競馬通算2000勝に花を添える嬉しいダービー初制覇、川島正行調教師は昨年のアジュディミツオーに続く連覇でダービー4勝目になりました。
シーチャリオット・・・・・・・・
| 父 |
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Seeking the Gold |
| 母 |
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Neptune's Bride |
| 母の父 |
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Bering |
| 性齢 |
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牡3歳 |
| 戦績 |
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7戦6勝 |
| 所属 |
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川島正行厩舎(船橋) |
| 馬主 |
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ダーレー・ジャパン・レーシング(有) |
| 生産者 |
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Darley(米国) |
| 収得賞金 |
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145,250千円 |
| 主な勝鞍 |
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| 平成17年 |
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東京ダービー(G1) 羽田盃(G1) 京浜盃(G2) |
| 平成16年 |
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平和賞(G3) |
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2004.6.09 中村 義則 |
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