|
|
 |
|
 |
 |
| 今年度最初の重賞は、スピードの持続力が求められるマイル王決定戦。帝王賞が目標の中距離馬も出走することから、オープニング重賞に相応しい豪華メンバーが揃います。それを反映して、過去の優勝馬には南関東を代表する数多くの実力馬が名を連ねています。 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
なかむらよしのり
グリーンチャンネル「全国競馬便り」のゲスト解説、
地方競馬専門誌「ハロン」、TCKでの予想コラムなどでおなじみ。 |
<マイルグランプリ(G2)>
新しい年度のオープニングを飾る、マイルグランプリ(G2)。短距離戦に適性がある快速馬だけでなく、6月の帝王賞を目標にするトップクラスの中距離馬も数多く出走する必見のレースです。
今年で11回目を迎える歴史の浅いレースですが、過去の優勝馬にはコンサートボーイやアブクマポーロ、インテリパワーなど、南関東地区を代表するスターホースがズラリと勢揃いしています。また前走で短距離重賞を制した馬が4年連続で2着以内に入るなど、以前は中距離馬に押されがちだったスプリンターが巻き返している点も、近年の大きな特徴の一つです。
昨年は東京シティ盃を勝ったブラウンシャトレーが、交流重賞で強敵相手に揉まれた実力を発揮し、見事に重賞を連覇しました。今年もトップクラスの実力馬が一堂に会し、目の離せないエキサイティングなレースが繰り広げられることでしょう。
<今年の注目馬>
昨年の帝王賞でアドマイヤドンに肉薄したナイキアディライト(船橋)が、約4ヶ月ぶりで実戦に復帰します。交流GII2勝の大活躍で南関東の古馬戦線を牽引した昨シーズンでしたが、先手を奪えなかったレースでは見せ場を作れず凡走するシーンもありました。休養明けの今回は状態面だけでなく、展開も大きな鍵を握ることになりそうです。
このレースは東京シティ盃優勝馬が4年連続で連対を続けていますが、今年の東京シティ盃はブルーローレンス(川崎)が直線だけで豪快に差し切りました。マイル以下は9戦9勝という完璧な成績で、短い距離のレースには絶対の自信を持っています。今回は直線の短い内回りコースですが、元来は先行タイプで不安はありません。
東京シティ盃で一度は先頭に立ったトミケンマイルズ(船橋)は、得意の距離で巻き返しを図ります。重賞2勝はマイル戦で挙げたもので、昨夏のサンタアニタトロフィーではマイルグランプリの歴代優勝タイムと遜色のない勝ち時計で快勝しました。休養明け2戦目とローテーションも理想的で、今回は状態面の変わり身も見込めそうです。
報知グランプリカップで約2年ぶりの勝利を手にしたジーナフォンテン(船橋)が、勢いに乗って重賞2連勝を狙います。交流重賞2勝の実績馬も近走は不振が続いていましたが、南関東への再転入から4戦目で本来の鋭い末脚が戻りました。左回りに比べて不得手にしている右回りを克服できれば、史上初の牝馬による優勝が視野に入ります。
地元のTCK所属馬では、カセギガシラの走りに期待が集まります。重賞タイトルこそ手にしていませんが、昨秋の全日本サラブレッドカップ(笠松)で3着に入ったように、全国レベルで通用するスピードを持っています。本来は短距離戦が得意なスプリンターですが、トミケンマイルズに先着した実績からマイル戦なら十分に対応できそうです。
2005.3.29 中村 義則 |
<重賞データアラカルト>
●主な前走ステップは3パターン。
・金盃 3勝、2着2回、3着4回
・ダイオライト記念 4勝、2着0回、3着1回
・東京シティ盃 1勝、2着1回、3着0回
※東京シティ盃は、昨年から3月に移行した。 いきなり1、2着を独占する好成績。
●同年の東京シティ盃優勝馬が4年連続で連対中。
第7回2着サプライズパワー
第8回優勝フレアリングマズル
第9回2着ハタノアドニス
第10回優勝ブラウンシャトレー
※今年の東京シティ盃優勝馬は、ブルーローレンス。2着 トーシンブリザード
●優勝馬は全て3番人気以内。
1番人気馬の着順
(1)、(4)、(3)、(1)、(13)、(6)、(1)、(1)、(3)、(3)着
4勝、2着0回、3着3回 勝率40.0%、連対率40.0%、3着内率70.0%
2番人気馬の着順
(14)、(1)、(1)、(12)、(1)、(1)、(5)、(11)、(5)、(2)着
4勝、2着1回、3着0回 勝率40.0%、連対率50.0%、3着内率50.0%
3番人気馬の着順
(5)、(5)、(2)、(15)、(2)、(5)、(2)、(6)、(1)、(1)着
2勝、2着3回、3着0回 勝率20.0%、連対率50.0%、3着内率50.0%
4番人気 − 0勝、2着3回、3着1回 勝率0.0%、連対率30.0%、3着内率40.0%
5番人気 − 0勝、2着1回、3着1回 勝率0.0%、連対率10.0%、3着内率20.0%
以下、6番人気-3着1回、8番人気-2着1回、10番人気-3着1回、11番人気-2着1回、12番人気-3着1回、13番人気-3着1回、14番人気-3着1回。
7、9、15、16番人気馬は、3着以上なし。
※過去10回全て、3番人気内の馬が優勝。第8回までは1、2番人気馬が優勝を独占したが、最近の2年は3番人気馬が連勝中。
※3着は下位人気の馬も。3着馬10頭中4頭は、10番人気以下の人気薄。
●4歳馬が4勝でトップ。
4歳馬 ……4勝、2着2回、3着2回 勝率40.0%、連対率30.0%、3着内率26.7%
5歳馬 …… 2勝、2着2回、3着4回 勝率20.0%、連対率20.0%、3着内率26.7%
6歳馬 …… 2勝、2着2回、3着3回 勝率20.0%、連対率20.0%、3着内率23.3%
7歳馬 …… 2勝、2着4回、3着1回 勝率20.0%、連対率30.0%、3着内率23.3%
※最近の5年間に限れば、6歳以上が3勝、2着5回、3着2回。近年は高齢馬が活躍する傾向が強い。特に7歳馬は2勝、2着3回、3着1回。
●石崎隆之騎手が4勝。
・石崎騎手は9回騎乗して、4勝、2着1回、3着1回の好成績。
・内田博幸騎手は全10回に騎乗して、1勝、3着6回。
・的場文男騎手は全10回に騎乗して、2勝、2着1回。
・高橋三郎調教師が3年連続で3着以内。
第8回優勝フレアリングマズル、2着スピーディドゥ
第9回2着ハタノアドニス、3着コアレスハンター
第10回3着コアレスハンター
重賞記録はこちら
|
|
|
|